はじめまして♪
へぇ~、「クリアステレオ」って言うのが有るのかぁ(^o^)
昔のBBDエコー器などによる「音を変える」装置は、昔から存在しますが、どんなヘリクツを付けても、気に入った人には有意義で、気に入らない人にはジャマなだけ。と言うのがお決まりです。
どんどん。好みの音に「変えて行く」というのも有りますし、記録された音を手を加えず正確に、その為には「出来るだけ変わらない状態で聴く」というのもアリです。
ミニコンポ等でも推薦組み合わせのスピーカーに適した調整回路を備えた製品が有るのと同じで、専用組み合わせで良く聴こえる(だろう)という、音を加工する部分に、いかにも納得出来そうな「理屈」を付けてアピールしているだけ。
i-q 様のような有識人は自分で聴いて、自分の感性で判断すれば良く、感じ取った現実がすべてを表していますからね♪
しかし、何か目新しいものを装備しないと、売り上げが伸びにくい、というメーカー側の事情と、その機能を試してみたいと言う人の好奇心と、これが一致すれば、メーカーもユーザーもシアワセなので、個人的に好まない場合でも、あえて「否定」する必用は無いと思います。
全くの余談ですが、カラオケ大会でボーカルにエンハンサ、私は使いませんねぇ、大胆なイコライジングと疑似残響付加という範囲で、通しています。
これは、中にはとても上手な人も居るので、微妙な違いが判りにくく成らない。ヘタな人はそれなりに、ウマイ人はしっかりと良い感じに、という、メリハリが得られるように最小限のエフェクトに抑えたい、という個人的考えだったりします(笑)
(私の素人PAを頼んでくるのが、基本的に屋外のイベントですし、かなり異色な音の安い機材ですから、、、笑)
バイノーラル録音は、私も自作ダミーヘッドで何度か試しましたが、どうしても「前方定位」しないので、諦めちゃった。それよりも「スピーカー工作ファン」の端くれとして、スピーカーで聴くと全く異質な音なので、そもそも相反する方向でしたしね(苦笑)
楽器数が少ないジャズや室内楽の音源で、マルチマイクでの収録音源は、『音の空間』という一体感を求めるのはコクでしょう。せいぜい、ワンポイント録音を主として、マルチマイクを補助的にミックスした音源なら、それなりに。。。。
こういう音源は、『音の空間』ではなく、各楽器の演奏、個別の『音色』として楽しむしか無い。あとは大きく変化させて、ゴッチャな音にしちゃいましょうかねぇ。
(これ、擬似的なサラウンドとか、逆相成分や時差(エコー)を加えた「加工した音」として、これはコレで、楽しめたりする。H--Fiオーディオとはつがう方向ですが、「他の下方」としては、一つの手法でしょう。)
おおよそ、こんな感じで、最近のヒット曲で推薦組み合わせの時に、現代の若者に取っては「楽しめる」音に変化させるエフェクト。と言うのが「ソニーのクリアステレオ」の真相ではないか。と思います。
録音時に、機器のクロストークとか、歪みとか、そういうアタリマエに存在する再生環境を前提として、モニターした音を頼りに調整しているのですから、後から手を加えてへんカッした場合に、好ましいと思える方向に変わるのか、あるいは好ましく無い、弊害と思える方向に変わるのかは、音源ソースにもよりますし、聴く人個人の感性や好みにもよるでしょう。
ラーメンだって、造られたそのままの味を楽しみたい。という人も居れば、いろんなトッピングを追加したり香辛料をタップリ振りかけて。という人も居る。
どっちが正解とか、優劣とかでは無いので、香辛料やオプションだったはずのトッピング類を最初から盛り込んだ。という音の加工を装備した、というダケ。と考えた方が、割り切って使い分け出来やすいんじゃないでしょうかねぇ~。「ヘリクツも理屈の内」とも言いますが、自分の感性で判断し、上手に活用された方が良いと思います♪