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AXIOM 80ってどんな音のスピーカーですか?
お世話に待っています。 英国のグッドマンズに 「AXIOM 80」と言う現在でもユニットが 高額で取引されるスピーカー http://members.jcom.home.ne.jp/ads/w-goodman.html がありますが、どんな音ですか? 上の資料で見ると凄いハイあがりだし 元々モノラル時代のものなので音場???? すみません此のスピーカーの魅力を 教えてくださればうれしいです。。
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はじめまして♪ 残念ながら、とっても高価なので、所有した経験が在りませんが。。。。。 ざっくりと言えば、とても個性的な音で、ハイ上がり、という点ではアルテックの8インチ同軸と似た様な傾向です。 http://audio-heritage.jp/ALTEC/unit/409b.html アメリカンなオオザパな使い方でも、それなりに鳴る、という物では無く、精密な造りの為使いこなしも神経質で、ウマク鳴らすのがナカナカ難しいユニットです。 しかし、ウマく鳴って、楽曲や聴く人の好みにマッチしますと、他のスピーカーでは体験出来ない、独特の良さに魅了されます。 低音がどうの、高温がどうの、、、そういう事は吹っ飛んで、演奏者の魂、エネルギーが圧倒的な感じに聴こえたりします。(なかなか、こういうツボにはまった至福のサウンドが得にくいのが、またマニア心をくすぐるのかもしれません。) 蓄音機博物館での、大型機種を最高の状態で利用した、蓄音機の演奏会、大当たりのときの幹事と似た感銘が得られますが、、、、そんな音を得ている所有者が、どれほど存在するかは、疑問も有ります。 イギリスのAXIOM80やドイツのCoaxial、上記URLのALTEC LANSINGとか、これらはその素材が持つ個性を何処まで引き出して楽しむか、という。とても狭く決まった方向に特化した時に良さが得られ、オールラウンダー(得意科目も無く/不得意科目も無い、平均的優等生)では無い。という事だけは、間違いない事実です。 AXIOM80ほどの物では有りませんが、我家にも先代が残してくれた、フィールドコイル(電磁石)の9インチ半というダブルコーンスピーカーユニットが有ります、モノラル時代の遺物ですし、フィールドコイルがDC400~480Vと言う事なので、私はいまだに鳴らした事が無い。。。。周辺エッジ部は鹿革、奥のダンパー部はおそらくベークライト、ダブルコーンの先端はセンターポールから支持された金属部品でカバーされている、不思議なユニットです。一体、どんな音が出るんだろ??) 私も方中学生の頃からスピーカー工作に興味を持って、あれこれ遊んでいながら長くオーディオファンの端くれとして、今でもオーディオ関係を趣味の一つとしています。 あまりにも個性的な製品は、よほどマニアックな人でない限り、自分で手を出さずに、他のマニアのお宅で聴かせて頂いたほうが、楽しめると思います。 (おそらく、良さを引き出して、普通に聴けるようにするのに、幾多の苦労が有ると思われますからね。) ヴァイオリンのスタインウエイ? ピアノのストラディバリウス? なんて事が無いのと同じで、とても特化した場合にのみ、本当の良さを引き出せて、それを感じる人も相当なマニアのみ。 でも、そういう事を知り尽くし、使いこなせて、聴く感性が高い人には、とても貴重な名機の一つで、本物のマニアックヴィンテージスピーカーと考えて良いでしょう。 ブリテッシュサウンドの代表として、間違いなく名機と言われ君臨する代表的なスピーカーの一つで間違いは有りませんが、とにかく、扱いにくい。というのが一番の弱点と言えるスピーカーです。 ウマク鳴らした場合、音の陰と陽、特に「陰」の方向の奥深さは素晴らしい。単に暗い感じなのではなく、暗さや奥深さをどの程度の表現音なのかを段階的に判りやすく表現してくれますが、演奏者の技量や底力が伴わない演奏だと、それすらも露呈させてしまう。 そして、一部のメイン音だけ、キッチリと飛び出させてくれる。。。 なんだか、音を文章で表現するのは、難しいなぁ。。。私の文章力じゃ、ムリですね。ごめんなさい。(苦笑)
お礼
回答いただき有難うございます。 これはもう程度のよいユニットを探すのも楽じゃなさそうですね。 でも1度 マニアの方に聞かせていただきたいものです。 名前だけはよく聞くもので。。。 ありがとうございます。