「大人」とは?
年が明けると、皆さんもまたひとつ年を取るわけです。
そこで「大人とは何か」という質問です。
もちろんこのカテに質問した以上、一筋縄ではないお答えを期待してのことです。
「大人」とは、というと、社会的な側面、生物学的側面からのアプローチが主になるのだと思いますが、そうではなく、もっと掘り下げてみたいのです。
例えば河合隼雄氏のいう「思春期性」ということは、実際には最早「思春期」ではないからこその言葉といえるでしょう。
実際には「大人」という概念は「社会的」概念として限定されるものなのかもしれません。「大人である」とか「大人でない」というのは社会通念との単なる比較でしかなく、そうすればこの質問の意味もないわけですが・・・
「妥協することを知る」「諦めることを知る」「自分の限界を知る」
「自他への責任」「社会への貢献」「権利と義務の理解と遵守」
「種の保存」「自由と責任」・・・
このようにわたしでも思いつきそうな定義は「大人」に対する「子供」という対概念から導き出されたものです。
大人と子供それを矛盾物として対立させるのではなく、手がかりとして実り豊かな思索の時をもとうという意図です。
できれば子供と対概念としての「大人」像ではなく「子供」の類概念としての大人像を提示していただければと思います。
「大人」と「大人である」というのは何か違うのか?
紋切り型でないご自由に発想を広げて「あなたの大人像」をお聞かせください。
お礼
ありがとうございます