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メラノーマの判定基準と注意点
- メラノーマの判定基準や注意点について疑問を抱いています。
- 新しいほくろの発生や普通のほくろの変化に注意が必要です。
- 適切なメラノーマの判定や定期的な自己チェックが重要です。
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ABCDE基準というのがありますが、あくまで悪性黒色腫リスクの判定基準であり、診断基準ではないですからね。 A symmetry(非対称):ほくろやあざの片側が、反対側と対称になっていない。 B orders(境界):ほくろと普通の皮膚の境界がでこぼこしている。 C olor(色):色にむらがあり、1つのほくろやあざの中に黒、茶、黄褐色(ピンク、白、赤、青のこともある)などの色がみられる。普通のほくろは、茶色単色のことが多いものです。 D iameter(直径):ほくろ等の大きさは通常(必ずしもそうではない)、直径6 mm以上ある(鉛筆の後ろについている消しゴムの幅ぐらい)。 E volving(変化):これまでのABCDリストに新たに追加されました。何らかのかたちでほくろに変化が認められたら、一度、病院を受診してください。 このうちEは後から付け加えられた項目ですが、確かに新しいホクロが見つかるとひっかかってしまいます。小さいホクロが元々多発していて、あらたに2mmのホクロを尻に1個みつけたらリスクが高いということではないのです。足底などに今までなかったホクロが多発したら、たとえA~Dの条件を満たさなくとも診察を受けた方が良いということです。
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- rokutaro36
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転移するかどうかは、運としか言いようがありません。 質問者様のおっしゃる通り、初期の段階で転移する可能性もあります。 一方、1cmを超えても、転移をしていない場合もあります。 なので、どれだけの大きさになったら転移をすると、 はっきりと言うことはできません。 例外なく、100%、メラノーマを取り除くためには、 ホクロができた段階で、切除するしかありません。 検査は不要です。 どんな検査にも見落としがあるので、検査をするのは、 無駄ということになります。 一方、どんな簡単な手術であっても、手術創が化膿するなどの 問題が生じる可能性があります。 手術後に出した痛み止めで、重大な副作用が生じる可能性も あります。 (痛み止めで、100万人に1人ぐらい、重大な副作用が生じます) つまり、例外を考えていたら、キリがないということです。 メラノーマは、5ミリ以下で発見できれば、ほぼ100%助かります。 残りの数%の方は、運が悪かったとしか言いようがありません。 現時点では、今の診断基準が、効率などを考えて、 妥協点なのです。 同じようなことが、他の癌でも、問題になりつつあります。 例えば、RNAを調べる特殊な血液検査で癌を早期発見できる ようになりつつあります。 そのような検査で、肺癌だと診断されたとします。 しかし、あまりにも小さいので、画像に映らない。 (現在、5mm以下の腫瘍は、CT、MRIに写らないと考えて良い) つまり、肺癌であることは間違いないが、どこにあるか、わからない というとき、治療をしようとすれば、化学療法しかありません。 しかし、そんな初期の段階で、副作用が強く、 しかも、有効率の低い化学療法をすべきかどうか、 という問題が生じてしまいます。 となれば、手術できる=画像に映る(5mm程度)まで、 待っているということになりますが、そうなると、 転移をする危険も出てきます。 つまり、どこかで、妥協しなければならないのですよ。 100%確実な方法など、あり得ないのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。