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このアニメのタイトル
かなり昔(10年ぐらい前)にあったアメリカのアニメですが、毎回CMに切り替わるときに、鷹が蛇に向かって飛び掛り、今にも戦おうとしている場面がでるアニメの名前が思い出せません。アニメ本編の内容は人間と怪人が戦うアニメだったと思います。
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86年7月~翌年3月まで放送された 「地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー」 の事かと思います。 原作はアメリカの玩具メーカーハスブロの古くから存在するオリジナル商品による、マーベルプロ制作(正確には作画のみ東映動画による合作)のアニメーション作品です。当時、ハスブロと日本の玩具メーカータカラによる同制作社の「トランスフォーマー」が日本でも大ヒットしていた事などから、この作品も玩具共々日本進出となったようです。 内容は世界征服をもくろむ秘密結社“コブラ”と、それを阻止すべく多国のエキスパート兵士で構成された“G.I.ジョーチーム”の戦いを描いたコンバットアクション作品で、アメリカではアニメ・コミックともヒットしたそうです。 ちなみに登場人物は全て人間でしたが、コブラ側はリーダーのコブラコマンダーは常にミラー状の仮面にヘルメットをかぶった正体不明の人物で、彼に兵器を提供する死の商人デストロも銀で頭部をコーティングしたような容姿をしており、他にも怪物じみたキャラクターは何人かいたようです。 冒頭のアイキャッチでそれぞれのチームの象徴である白頭ワシがコブラに襲い掛かるシーンが記号的に出てきます。 内容的にはシリアスな戦闘者であるはずにもかかわらず、犠牲者が出る事は無かったようです。例えば、放射能を全身に受けた兵士が薬草で回復したり、高層ビルから転落した人物がゴミ箱に落ちて助かるなど緊張感がまるで感じられませんでした。 この辺りは当時のアメリカのTV番組の規制の厳しさからでしょうが、さすがに日本ではヒットに至らず本国より短期で終了したようです。 基本的に同じような内容を描いた「トランスフォーマー」はロボットキャラゆえ限りなく不死身に近いという事で意表をついた面白さがあったのですが、それをそのまま人間に兵器を持たせた戦いを描いても戦争ごっこのような作品にしかならなかったというのが私の率直な感想です。