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不可解!日本盤より高い輸入盤@大手外資系ショップ
表題のとおりです。大手外資系ショップで、日本盤より高い輸入盤を見て、不思議に思うこと10年。日本盤は、以下の2点において輸入盤より優れているといえるのに、どういうわけなのでしょうか。また最近ではまともになってきてるのでしょうか。宜しくどうぞ・・・。 (1)日本盤は、大抵輸入盤より充実してます。たとえばブックレットの日本語解説や、わざわざ聞き取った歌詞とその対訳など。ボックスセットになると、日本語ブックレットはもう小さな書籍という感じでひとつの楽しみであることが多い。 (2)最近では日本盤は輸入盤より音がよくなってきているようです。 とくにビクターなんかはジャズの日本盤に関しては、長い能書きをつけて、くどいほどリマスタを改めて名盤を売ってます。
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こんばんは。 いえいえ、僕の方こそ読解力に問題が有ったかもしれません。 質問文を読んで、「輸入盤のが高い?んなわけないだろう」というところから始めてしまいまして。 「論点がすれている」と書いたのは、輸入盤と国内盤として比べるのであれば、通常流通品で比べないと意味が無いと考えたからです。 リマスターすれば(エンジニアの差がかなりあるとは言え)、音がクリアになるのは当たり前ですから。 そういう意味では、「日本側の趣味」であって、海外には海外独自のリマスタータイトルもあるはずだ、と。うまいことそれぞれが独自にリマスターしたタイトルがあると比較可能なのですが、これは国の違いというよりもエンジニアの問題もかなりありますからね。CD発売当初、邦楽でもリマスター盤が結構出回りましたが、中には「おいおい変わんないどころかバランス悪くなってるぞ」という代物もありました。 また、僕は正直ジャズは聞きかじる程度で、とてもじゃないですが、ジャズファンの深遠なる知識やこだわりにはついていけません。ソニーロリンズなんかも一応、持ってますが、うんちくはまるで語れません(苦笑)。ですから、そこはふんふんなるほど、とうなずくのみです。 ナイスプライスについてもおっしゃる通り「企画もの」という意味合いにおいてです。僕自身過去の名盤を求める機会は多々有るので、お世話になる事だってあります。ただ、過去の音源を再発するにあたって低価格を実現できる事は当然といえば当然であり、向こうで同じような企画をすればさらに安くなる可能性があるため、除外すべきではないかと思った訳です。 と、今、@Tower.jpでレニーの価格を調べてみましたが、確かに旧譜はほとんど価格差がないですね。 これなら僕も国内盤を買うでしょう。 ボックスものについては、同じ企画の国内盤と輸入盤をすぐには見つけられなかったので保留とさせて下さい。でも、確かにありそうだとは思います。 で、元の話に戻しまして、 「何故、過去の輸入盤タイトルは値上がりしているのか?」 について考えてみます。 確かに、旧譜がほぼ同じ値段なのは疑問ですから。 詳しくは関係者にでも聞いてみないと分かりませんが、再販制度との絡みはありそうです。 本来、国内レコード会社からすれば、輸入盤そのものを禁止したいところだけど、法律的な後ろ楯が無い、そうこうしているうちに輸入盤はすでに国内盤とほぼ同数が販売されている。小売店との関係は良好でなければならない。その辺からの苦肉の策なんじゃないかなと。 輸入盤の最大の利点は安さの他に早さ。一足先に聞く事が出来る。そして一番売れるのはもちろん新譜。 だから新譜を見逃す代わりに、一定期間を過ぎた旧譜は国内盤とほぼ同価格で売ってくれ、という協定があるような気がします。 また、ご存じのように輸入の方法には大きく二種類あって、国内レーベルによる正規輸入といわゆる並行輸入。 恐らく新譜は並行輸入で、旧譜は正規輸入なのではないでしょうか? どうでしょう。外してるかな....? ジャズ系の特殊なものについては僕もよくわかんないです。
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- rightegg
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ちょいと追加。 面白いネタを見つけました。 まだ完全に裏はとってませんが、 「外資系CDショップから一般化した輸入盤の新譜プロモーション期間の割引」 という言葉。 これが事実なら全て合点がいきますね。 さらにこれを裏支えしてるのが並行輸入である可能性も有ります。 ひとまず報告のみ。
お礼
たびたびのご考察感謝。当方「消費者の無知や舶来モノ信仰にのっかって変な為替レートを適用してんのかな」程度しか考えませんでした。「変なレート」しか思考の道具がなかったいう…。
補足
実は当方、リマスタってのがよく分からなかったのです。テープ等の音源は一緒で、工程を良くして音質向上を図る(マイナーチェンジとでもいうべきかな。実際やってるかどうかは不明)と、音源をそもそも作り変えて(これがリマスタ…ですよね)生産する、という2つを混同してました。参考はここ⇒http://kobe.cool.ne.jp/duketone/audio/remaster.html
- rightegg
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こんにちは。 なるほど、確かに国内盤のジャズはリマスター多いですね。(手元のCDを見てみたら国内盤は全部リマスター及び紙ジャケでした) リマスターの利点を別角度で考えると、ひょっとして「原盤権」の一部が国内になるのか?という気がします。 だって、リマスター盤の「原盤」は国内にあるわけですからね。だったら、適当でも何でもリマスターしてしまった方が便利??この辺はどう区分されるんだろう? まあ、でも前回の再販制度+輸入経路で全て説明できるような気がしますけどね。 つまり、ジャズってほとんど旧譜でしょう? だから正規輸入品はすべて国内通常盤(それ自体がほとんど無いにしても)と同価格。 ジャンルで「これだけは安くして良い」などという真似はトラブルの元なのでやってない。 反対に国内盤は新たにリマスターとかやって新鮮味を持たせつつ、旧譜の利点で低価格化を実現。 結果的に輸入盤と国内盤の差が開く。 本来ならこの時点で輸入盤が減少するはずだが、不思議な事にジャズファンはそれすらもオリジナルとして捉えて購入してしまう。 いかがでしょう? 誰か、TやHのバイヤーとかビクターのジャズ部門の人とかいないんですかね? Tに電話してみようかしらん(笑)。
お礼
閑話を少し。こないだ\100ショップでジャズの超有名どころが¥100とか¥200でした。買ってみたところライヴの盗みどり(いわゆる海賊版、ブートレグ)もあり、過去の超有名作そのもののコピーもあり。 そういえばビートルズも、オリジナル英国版と内容だけが同じものが¥1000で売ってたり、ベストと称して適当に選ばれた曲集が歌詞つきで売ってたりしてますね。輸入元はなぞの会社。 貴重なのはスタジオ録音流出やライブの盗み撮り品。 ストーンズの60年代のライブ(公式には未発売)とか、¥1000均一でずいぶん入ってきてた時期があって、かっときゃよかったと思います。ドラッグストアとかにおいてあるのをみました。
補足
求む!TやHのバイヤーとかビクターのジャズ部門の人とか!! そういえばツタヤの新品販売のほうの輸入盤は良心的だったような記憶が。しかも当方近所の店では在庫がたまると輸入盤投売りもやってました。「TやHの価格が全てだ」と思ってる人に転売できるほどのやすさ(転売しましたとも)。
- longname
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その極端に高い「超高温室」はSACDじゃないですか? いわゆる従来のコンパクトCDとは規格が違う別物です。 僕が聴いてるジャンルではまだ見たことありませんが、 ジャズとかではそろそろ出回ってるとか。 でも、SACDはソニーが強かったような。 すなわち邦盤。 全然関係ない話かもしれません。
お礼
ご回答感謝。ここで言う高価格高音質盤とは、xrcd(なぜか小文字表記が主流)というビクターの製品で、ふつうのプレイヤでもかかるものです。工程の一つ一つにこだわりを持っているとかなんとか、謳ってます。米国の高価格高音質盤も、規格としてはふつうのCDです。 xrcdはジャズのために開発されたようです。クラシカルにもロックポップスにも用いられてないようです。ジャズ畑独特のオーディオ熱のあだ花という感じ。 そのxrcdも、値下げされました。ビクターの旧譜ジャズに、「素」のものはほんとになくなってしまいました。SACDもハイブリッド盤が安く出始めたようですね。
- longname
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輸入盤で日本盤より安いのはUS盤やオーストラリア、カナダ等の(EU盤でも普及盤)ものではないでしょうか。 ヨーロッパ(UK、ドイツなど)のものは高い場合が多いと思います。 おそらくオリジナルレーベルから発売されているものなので、同じタイトルでも普及盤のUS盤とかより(中古屋の査定・コレクターの間で)価値があるとみなされる場合があるのではないでしょうか? ヨーロッパ独自の企画盤とかも高価なようなので、オリジナル(本国発売のもの)かどうかではなく、単にヨーロッパからの流通コストとか為替の関係で割高なのかもしれません。 それが適正な価格なのか、コレクター向けにふっかけているのかわかりませんが、発売もとのレーベルまでこだわりたい好きなアーティストの場合、高くても本国のやつ買ったりしてしまいます。
お礼
お答え感謝。なるほど下りもの・舶来もの信仰ですか。 さてさっきTでマイルスデイビスを見ました。 セットものはほぼ全部で米国版>日本版だったのですが、確かにマイルスの本国は米国だからやむをえないかな。
補足
さて先ほどTでレニークラヴィッツを見てきましたが、サーカス、ママセッド、自由への疾走がいずれも輸入>日本となってました。 論評おありでしたらお願いします。確かに新譜の「バプティズム」輸入盤は安くて非常にいいと思いました。「レットラヴルール・ママセッド抱き合わせ」輸入盤もけっこう安い。 …そんな例あります?と下で言われてトラウ(以下略)。
- rightegg
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こんばんは。 いやーすみません、そのTやHの客なんですよ。(苦笑) 僕にとってS堂は逆に品揃えが悪くて.... で、結局話は戻って、やはり「同じタイトル」については輸入盤の方にお得感があります。 発売も早いし、値段も安い。 最近では国内盤だとCCCDだけど、輸入盤だとCDとかありますし。 ブックレットを気にしない僕にとってはありがたい商品です。(ボーナストラック目当てで国内盤を買う事はあります) 客観的に見て、8割がた輸入盤のが安いはずです。 ナイスプライスラインは確かに安かったですが、あくまで過去の作品の企画ものリイシューですから、同列で語るのはどうかと。 新譜として発売されるものでそのような例があれば話は別なんですけどね。 ボックスもので値段の差が生じるのは、やはり過去もので、別個に入れたからでしょうね。 新譜のボックスなら輸入盤が確実に安くなるはずです。 また、音質についても、日本側の努力は認めますが、 それをもって、「日本盤の方が音質が良い」というのは論点がずれていますし。 となると、takeshikingさんの購買パターンや趣味がたまたま運の悪いものだった、という事なのではないでしょうか。 あ、輸入盤の欠点がひとつありました。 「たまにケースが破損している」 CDを留めるツメの部分が破損していた事が何度かあります。あれはちょっとむかつきますね。
お礼
あついですね、たびたびお世話様です。 輸入だとCCCDでないものがありますか、それは 重要ですね。 たしかにCBSのナイスプライスやポリドールの限定¥1200シリーズは戦略っぽくて例外扱いされても仕方ないですね。「再発物自体が古臭くて無価値、論議の外だ」と言う意図で仰せでしたら残念ですが。 あと、音質比較の点で「論点がずれている」と仰せでしたが、仰せの意味がよく分かりません。 ひょっとして「能書きを鵜呑みにしたり努力を評価しても無意味、実際の結果のみ評価せよ」ということでしょうか。確かに私は能書きを読むばかりで、実際両者を入手して厳密な比較をしばしばやるほどではないのですが、ジャズでは日本のリマスタ技術が本場米国に行ってるはずです。いまソニーロリンズの同一作の最新日本版と古い輸入盤とがたまたまがあるので、ちょっとやってみようかな。 実際比較されたご経験が結構おありのようですね、どんなもんでしたか? わたしは昔一度だけLPでストーンズの比較をやりました。確かに輸入盤は大きい音が入ってました。 イエスやELPの近年の日本盤と、輸入盤との比較なんか実際やってみたいですね。
補足
質問がまずかったですね。全体的に見れば輸入盤の多くが安いというのは分かっておりました。そうでなければ、日本未発売品を補完する以外輸入してくるのが無意味となりますから。「輸入>日本、もしくは輸入=日本なジャンルがあって不可解」とすべきでした。 私のよくきくジャンルは、確かにレコード会社のお情けで生かしてもらってるような商いの規模の小さなところなので、「そこは例外、輸入盤が高かろうがまあ仕方ないんだよ」といわれてもまあホントに仕方ないですが、ちょっと物悲しい。 音質比較ですが、ご意見のあるかたどうかよろしく。
- rightegg
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こんばんは。 そんな例あります? 僕はまず見ないですが。 JAZZはいざ知らず、POP/ROCKにおいては、 今も10年前も輸入盤の方が1000円ほど安く、 その代わり、日本盤にはボーナストラックと対訳がついている、と認識してます。 最近では諦めたのか、同じ曲数で対訳も何もないという不真面目な(?)日本盤もあるくらいです。 というわけで、別段疑問も無く輸入盤を購入しています。
お礼
おおそうですか。新星堂の輸入盤は安い気がしますね。タ○ーやHM○はひどい感じ。私が見た輸入>日本の例をあげてみます。 (1)CBS系のロック。日本盤の「ナイスプライスライン」が強力でしたし。 (2)限定とは謳わないにせよ、限定っぽいボックスセット。ロックポップ系は数百円高かったか同じ値段。 ジャズでひどいのがあった。キース・ジャレットのサンベアコンサート。CD6枚組。日本版¥1万で輸入¥1.3万。CBSのマイルスデイビス&コルトレーンの6枚組も値段がほぼ同じだったような。コルトレーンのヴィレッジヴァンガード4枚組もほぼイーブンだった記憶が。
補足
さて先ほどTでビートルズを見てきましたが、かの有名なアンソロジー1,2,3および赤ベスト盤、青ベスト盤がいずれも輸入>日本となってました。 他のアルバムは¥百数十円安いのみでお買い得感が薄いと感じました。 論評おありでしたらお願いします。確かに新譜の「レットイットビー・ネイキッド」輸入盤は安くて非常にいいと思いました。
お礼
毎度、ありがとうございます。 なるほど、音質に関して「素」の国内版と「素」の 輸入盤を比べてくれということですね。大事なことでした。 ジャズ畑では「オリジナルにせまれ!」のお題目の下、高音質を標榜したものしか、出ていないに等しい。「素」のものが見当たらなくなってるのです。 高音質品が「素」の位置を占めつつあります。その隣に「素」の輸入盤が相変わらずあるので、比較としては不適当だが、比較せざるを得ない。その上で、輸入盤安くしてもよさそうなのに、と感じてしまうのです。 「超高音質」といって¥1000ばかり高いものすら出してまして、これは比較の対象にしてはいけないなと、少なくとも思いました。 そういや米国でも高価格高音質盤がでてますね。 モービル何とかという会社が各レコード会社から テープを借りて作っている。これも比較の外ですよね。まあ日米高価格盤対決はやってよさそうです。 ちなみに本音ですが、音質論議はわたしもちょっと引いてしまう。日本がリマスタで大騒ぎしてるなら、輸入盤は価格で勝負して、日本版を圧倒して欲しいと思います。 ジャズファンの音キチはちょっとこわい。バカ高い機材と、リマスタが変わるたび買い換えるCD。でも一番はオリジナルLPとか言う。 オリジナル主義のせいでボーナストラックは廃止とか、限定ミニチュア紙ジャケット復刻で値下げはしないとか、年金族にはいいでしょうが若者受けしなさそうなことばかりしてる業界です。
補足
輸入盤旧譜の価格について、うまい推察をいただきました。これに対しご意見お有りのかた、宜しくどうぞ・・・。