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新市街と旧市街ではどちらが魅力的なのでしょうか
パックツアーで海外に行ったとき、新市街はあまり行かず、旧市街に重点をおいてることが多い気がします。新市街にあまり行かない理由はあるのでしょうか?旧市街の方が魅力的なのでしょうか?
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日本人が海外旅行に求める観光スポットの多くは、歴史的スポットであり、それは新市街ではなく旧市街にあります。 例えば、ヨーロッパでは石造りの古い建物が長く残っていますし、都市改造も容易ではなかったので、近代以降は旧市街の外に新市街を作る、という形で都市を拡張しました。その場合でも、旧市街が現代の都市機能をも担っています(新市街はほぼニュータウンや工業エリア)。 対して、日本は木造建築物が多く、大昔から焼けては建て直し、の歴史を繰り返してきましたから、古い町の上に新しい町の層が覆い被さるようにして都市が拡張されてきました。なので、旧市街と新市街が明確に分かれているという印象はあまりないでしょう。 強いて言えば、日本の都市における「旧市街」は古くからのお城や行政機関のある中心部(新旧混在)、「新市街」は戦後に郊外に広がったニュータウンや工業団地、という感じでしょうか。 そう考えると、観光スポットとしては旧市街>新市街、となるのは当然でしょう。 日本各地には、東京大阪とまでは行かなくても、各地にそれなりの規模の都市=新市街に相当するものがあります。 ですから、日本人が海外の「新市街」を観光しても、日本の都市部と似たり寄ったりで、せっかく海外に来たのに異国情緒がない!と、つまらなく思う人が多いでしょうね。 もちろん、新市街も数十年~百年ほどの歴史を重ねると、近代遺産としての価値を持ってきます。ですが、新市街と旧市街が両方ある町で、あえて旧市街よりも新市街に価値を見出す人は、リピーターか近現代史が好きな人でしょう。 ツアーは、初心者でも楽しめるように一般的に人気の高いスポットを巡るものです。コアに新市街に行きたい人は、ツアーを選ばないか、ツアーの自由時間に自分で行くでしょうね。
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- malaytrace
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そりゃそうでしょう。「旧」市街なだけに文化的なものはほとんどそちらにあります。ホテルは新市街の方に多い(景観保護のために旧市街には建てられない)ですがね。 最近の大衆文化に価値がある場合は新市街なのでしょうが。 日本は大都市の多くが空襲で焼かれたために、旧市街が残っているような街が少ないですが、古い寺社や、通り一本でも武家屋敷やら、造り酒屋やらが並んでいるようなところは観光地になっているはずです。
お礼
文化的なものの多くは旧市街にあるので、観光はそっちメンイになるということですね。日本は文化遺産世界第13位の国ですし、来日外国人観光客の数も半端じゃないですよね。新旧の明確な区別はないかもしれませんが、旧市街のような古い建物は結構あると思います。
お礼
新市街と言えば聞こえはいいが、実態はニュータウンと工業エリアが多いと言うことですね。旧市街は歴史的スポットがある、現代の都市機能を担ってる魅力的な地と言うことですね。