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なぜ「南の虹のルーシー」なのか?
- 「南の虹のルーシー」の再放送で気になったのは、ルーシーの本名が「ルーシーメイ」なのになぜ作品のタイトルのように「ルーシー」と呼ばれないのかという点です。
- お姉ちゃんたちの名前が可愛らしいのに対して、「ルーシーメイ」は高貴で荘厳なイメージですが、作中では一度も「ルーシー」と呼ばれたことがありません。
- なぜ誰も「ルーシー」と呼ばないのか、その理由について疑問に思います。
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原作の『南の虹(Southern Rainbow)』を実際に原書で読んで確認しないと何とも言えないのですが…恐らくは単純に原作での呼び名が「Lucy-May」だから、アニメ版でも原作を尊重してそのまま「ルーシー・メイ」になってるんじゃないかと(自分は実際に原著を読んでないので推測です)。 タイトルに「ルーシー」が着くのは日本のアニメでは一般的な改変で、原作には無くてもかなり無理矢理にでもタイトルに主人公の名前を着けます。理由は色々ですが、一番の理由はそうしないとTV局のお偉いさんに話を通す時に渋い顔をされるから(笑)。これはドラマ化とかの場合でもそうで、まあ大人の事情ってヤツですね。じゃあ何で正式名称?の「南の虹のルーシー・メイ」じゃないのかと言えば、これまた推測になりますが…お偉いさんが「メイって何だ?ミドルネーム?そんなの見てる子供に分からんだろ!」的な事でも言われたのかもしれません…。 P.S. 英語圏の名前は同音が多くなりがちなので、呼び名には本名をもじったニックネームで呼び合うのが慣例です。この場合、"Lucy May Popple" がフルネームですので、ニックネームは確かに「ルーシー(Lucy)」が一般的かもしれませんが。この手のニックネームは呼ばれる本人自身が気に入っているものを使うのが礼儀ですので、何らかの理由でルーシー嬢がミドルネームまでを含んだ「ルーシー・メイ」と呼ばれる事を好んでいるのでしょう(思春期前後に特有の「皆んなと同じじゃ嫌!」的なモノとか?)。 まあこの辺のトリビア?は原作者のフィリス・ピディングトン女史(Phyllis Piddington)に実際に聞くしか無いですが、もう鬼籍に入られてますので、原作本に明確に理由が言及されているか、或いは何かのインタビュー等で答えているものでも現存してなければ、全ては推測の域を出ません…。 因みにこの『南の虹のルーシー』はアニメ放送当時にはまだ前述の原作『南の虹(Southern Rainbow)』が完結しておらず、オーストラリア現地での雑誌連載が継続中でした。アニメ放送開始直後は日本スタッフはてっきり "開拓モノ" と言う事で同じ様な『大草原の小さな家』みたいな、開拓地で一家が力を合わせて困難に立ち向かっていく明るい話を想定してたところ。原作連載が進むに連れて展開がどんどんと暗くなって行き、果たしてポップル一家はどうなってしまうんだろうかと不安になったそうです(ネタバレになるので詳しくは書けませんが、最後はちゃんとハッピーエンドになります)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 本人がその呼び名を好んでるというのは妙に納得しました。 確かにあの性格なら、そういうのを選ぶだろうなと思いましたね。 ただ、今日、いや日付が変わってるんで昨日ですね、放送された23話で、なんとケイトとベンが「ルーシー」と呼んでいたシーンがありました。 ベンがディンゴの子を捨てに行ったものの捨てることができずに帰ってきた朝の出来事ですが、ベンが「本当にディンゴの子を育てるつもりになっているんだな?」と問いかけるシーンです。 そのときにベンもケイトも「ルーシー」と呼んでたんですよね。 なんなんだでしょう、いったい?(^_^; もしかしたら、お転婆過ぎる女の子だから戒めるために普段は愛称ではなく本名の「ルーシーメイ」で呼び、諭す時は優しく愛称で「ルーシー」と呼ぶというような使い分けなのかもしれません。 ああもう、このアニメを作った脚本家なりを捕まえて問い詰めたい気分です(^_^;