関節リウマチ患者のひとりです。
大変失礼ですが、よく効く薬はというのは、ある意味強い薬です。
化学的作用で、身体に働きかけるわけですから、結果が良く出れば効果ですし、悪く出れば副作用となります。
その辺のメリット・デメリットを良くお考え頂きたいと思います。
さて、みなさんのおっしゃられているレミケードですが、アナフィラキシーショックなど急変する副作用があるため、今はまだリウマチ専門医がいて救急対応の出来る特定の医療機関でしか受けることができません。
また、薬の特質性から抗体が出来やすいため、抗体生産予防にリウマトレックス(MTX)を併用するのが原則です。
ですので、リウマトレックス(MTX)を服用したことのない方は接種対処外となます。
メディアでは、“夢の薬”といわれていますが、現実はそれほどではありません。
(1)根本治療ではなく、接種すことで炎症抑えているに過ぎません。 副作用がなく効果がある限り接種をし続けることになります。
(2)効く人には即効でしかも大変良く効くお薬ですが。
急変したり、重篤な副作用があることから、入院して点滴静注するところが多く、外来でも出来ますが、ほぼ一日かがりとなります。
(3)たいへん高価格な薬です。 一般所得世帯で高額医療費の手続きをしたとして、年額40万程度自己負担となります。
(4)例え劇的に効いたとしても、抗体が出来やすく、半年~一年程度で効果が失われていく傾向にあります。
また、レミケードに続いてアラバという薬も認可されています。
こちらはレミケード高くはないですが、副作用の点では結核や間質性肺炎を誘因傾向にあり油断の出来ない薬です。
こちらも、リウマトレックス(MTX)で効果が望めない場合に使用される薬です。
失礼ですが、リウマチ専門医におかかりでしょうか?
主治医やこれから新しく別の医師(病院)をお探しなら 日本リウマチ学会の認定医かお確かめになった方がいいでしょう。
最後に、今後の治療がより良いものでありますよう、お祈りしております。
お礼
詳しくはなしてくださいましてありがとうございます