私が親友を亡くした時のお坊さんの説教なんですが
「本当に心の底から、人との別れが悲しくて泣くことができるのは、人生のうちで一体何度あるでしょうか。
故人はその大切さを教えてくれる」
それを聞いたときに、あぁ悲しくて良いんだって、私は思ったんですね。
こんなに悲しくなるくらい、いい付き合いをさせてもらったんだって、大切でかけがえのない時間を与えてくれてたんだって、そう思うんです。
今この瞬間が、人生が、永遠ではないということを最後に教えていってくれたんだと。
あれから3年たちましたが、
今この文章を書こうとしたらまた泣いてしまいました。
もちろん普段は日常のなかにいて、
そんなことはないんですけどね。
私は思うんですが、
例えば気晴らしの方法とか気持ちの変え方をこうしてたくさんの人が答えてくれて、
もちろんどれも間違いではないし、
あなたのために皆が知恵を絞りあったことだから参考にしてほしいと思いますが、
最後はもうあなたにしか乗り越えられない壁なんだと思います。
その壁を乗り越えるまで、
いくらでも泣いていいし思い出に浸るもいいし、
でもできたら、そのご友人を知ってる方と語り合うのが良いんじゃないかなと思います。
だんだんと他のご友人が自分の生活の中に戻っていって、寂しさとか焦りみたいなものがあるのかな?と私は感じました。
あなたもいずれ日常生活に戻っていきます。でも、それはあなたのペースで良いんですよ。
私も少しずつ亡くした時のことを過去にしている最中です。お互い頑張りましょうね。