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日芸か、女子美大か
私は今高校3年で、中高一貫の女子校に通っています。 大学も、附属であるのですが女子校が10年間も続いてしまうため他大を受けようと中学生の頃から考えていました。 そこで今考えているのが、日芸のデザインか、女子美のヒーリング専攻(どちらもAO)です。 日芸も女子日も距離的には同じなのですが、共学か女子校かという大きな違いがあります。 知り合いの方に、デザイン系に進むなら女子美のほうがいいだろうと言われ、女子美もいいなと思っていました。 私自身、この六年間女子校でよかったと心から言えます。しかし、青春時代を女だけで過ごしたということも事実で、男性の知り合いはほとんど0人です。 また、女子美は2ちゃんねるなどの掲示板でかなり悪いことを書かれていて、ネットは信用すべきでないと思うのですが気になってしまいます。 なので今、どちらの大学にするかとても悩んでいます。 大学は学ぶところで、男女なんて関係ないと言ってしまえばそうなのですが、大学選びに後悔したくありません。 なので、どちらかの大学の環境や授業のことなどを教えてください。
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- moritaroh
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女子美と言えば、20年~30年位前は、今で言う雑誌の読者モデルなど芸能活動をしている学生も多数いたり、お嬢様美大で美人が多い、という印象があったと思いますが、今では、おしゃれ度合いで言えば多摩美なんかにだいぶ差を開けられているでしょう。美大関係の中でも、女子美生は保守的でつまらない、とか、ノリが悪い…などなど、全般的にそんなにイメージは良くないと思います。もちろん、中には優秀な学生、美人の学生、ノリのいい楽しい学生もいると思いますけどね。 それはさておき… うーん、女子美のヒーリング専攻ね。 女子美なら、洋画や日本画を選ぶ、もしくはデザイン・工芸系を選ぶならまだしも、ある意味どっちつかずになりがちなヒーリング専攻は、あんまりおすすめじゃないですね。 ヒーリング専攻だと、「美大を出たのに絵が描けない」とか「美大を出たのにアートに疎い」みたいになりがちですよ。もちろん優秀な学生もいるでしょうけれど、やはり洋画や日本画の方が「ちゃんと絵画技法や絵画史を学んだ」と胸を張れますし、デザイン・工芸系なら「デザイン系の仕事を目指す」と目的意識もはっきりと持てますし、そこそこ優秀な学生はヒーリングよりは比率的に多いでしょう。 女子美生の中でも、洋画・日本画、デザイン・工芸などの学生は、ヒーリング専攻の学生を下に見る傾向はあると思います。 そういう意味では、日芸は、日本大学の芸術学部で、総合大学の中の一学部という位置付けであり、ある意味で「美大じゃないから~」って言い訳をすることもできます。 要するに、それほど絵が描けなくても「日芸だからしょうがないよね~」って笑いにもできますし、逆に言えば、そこそこ優秀であれば「日芸なのにセンスがよく優秀な学生」として見てもらえることもできます。 そのくらい、世間から見た「美大」と「総合大学の芸術学部」の印象は違う、ということです。 美大出身者であれば、やはりそれなりに絵が描けるなり物がつくれないと恥ずかしい思いをしますし、しかし総合大学の芸術学部なら、ある程度周囲は甘く見てくれるため、ちょっとデキがいいところを見せれば簡単に見直してくれます。 また、女子美には、もちろん女子美付属高校からの内部進学者(総じてあまり意識が高くなくやる気がない学生)がいたり、他美大に合格できず何年も浪人して滑り止めで女子美に入ってきた学生(総じて意識もレベルも高いが、他の学生と親しくしようとしない)がいたり、レベルがバラバラです。 それなりに競争の厳しい、一般試験を経ての入学であれば構わないですが、中途半端なAO入試での入学者の実力では、女子美の中でも中途半端なポジションになりがちで、逆に言えば他美大不合格の浪人生なんかとの実力差を感じてやる気が失われることもあります。 指導する教授陣も、なんだかんだで、そこそこ浪人していたり、一般受験でしっかりと実技能力があると認められた学生を優先しがちです。 その点では、もちろん日芸でも、さまざま学生間で実力差はあるでしょうけれど、スタートラインでは女子美ほどの開きはないと思います。 共学うんぬんよりも、中途半端な専攻を選ぶなら、または一般受験で実技試験をちゃんと受けることができないなら、サークル活動などで他学部の人たちとも交流しやすいですし、スタートラインでのレベルの違いもそんなにない日芸のデザインの方がおすすめですね。 また、同じ趣味の女子だけの集まりの中で井の中の蛙のようになってしまうより、いろいろなタイプの人がいることに触れられ、自分の価値観や視野を広げることがしやすい日芸の方が、楽しく過ごせるのではないか、と思います。
現在女子美に通っている者です 授業は杉並・相模原の両方に同じ授業があります。担当教員も両校舎を行き来しているので同じ内容だと思います。一般教養の科目には美術関係の科目が多いですね。美大らしいものでは西洋美術全史、日本美術全史、東洋美術史、デザイン史、色彩学などです。女子美が本属の先生が教えてくれる授業もあれば、他大学が本属(例えば慶応の美術史の先生)が教えてくれる一般教養があります。「この先生の授業中は必ず三回は話がおもしろくて笑ってしまうの!」という授業もあり、その授業は人気ですよ。他の一般教養は文学や歴史、音楽、生物学、哲学、生命科学、英語やフランス語などの語学、体育など様々です。コンピューター(主にmac)の一般教養もあります。(一般教養の授業は自分が学びたいものを学ぶ授業です) 教職や学芸員の資格のための授業もあり、希望者は学ぶことができます。学芸員の実習前の授業では巻物や茶碗などといった美術館にあるような物を使って授業を行うそうです。全員ができるように数がそろっているらしく、多分、「美大だから」という特徴のせいかもしれません。ただ、これらの授業の先生方は「学ぶからには真剣に学んでほしい」と思っているからなのかレポートや成績を重視する授業になってます。 日芸というと学部で、学内には他の学部生がいますよね。いろんな分野の人が集まっているので日々新しい発見があると思います。女子美は美大なので、どの学生も美術を学んでいます。日芸と比べると偏っているように思ってしまうかもしれませんが、同じ美術を学ぶ者同士、情報の共有や価値観が近いと思います。作品制作には欠かせない個性を大事にしている学校です。 大学は自分の勉強したいことを勉強する場であり、将来の仕事のために知識や技術を身につける場でもあります。 なので共学か女子校かという違いだけでなく、授業内容や施設、環境、生徒の卒業後の進路なども判断基準に入れる必要があると思います。 また、女子美は付属中学と高校からの内部生徒がいるので、彼女たちも10年間女子高という環境です。全国(47都道府県)から生徒が通っているので同じような状況の子も多いはずです。各専攻内の全員が女子美付属出身、というわけではないので友達ができると思います。 パンフレットだけではわからないことももちろんあるので、実際に知るためにオープンキャンパスや文化祭に行ってみてはいかがでしょうか。オープンキャンパスは専攻ごとに分かれているので、志望している専攻の先生や生徒からパンフレットには書いていない話が直接聞けると思います。過去問を見て作った自分の作品を持って行って、先生や入試担当の方に直接意見をもらうことがきっとできるでしょう。入試の詳しい話や普段の授業内容や授業内の制作作品、サークル活動、図書館や食堂など施設特徴や利用の際に思うことなどを聞いてみるといいでしょう。文化祭はオープンキャンパスと比べると日常感があふれているので、普段に近い様子を知ることができます。 あくまでも個人の意見であり、実際の感じ方には個人差もあります。最終的にはよく考えてから進路を決めてくださいね。
- kurukuru-maru
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男女共学がいいと思います。 社会に出る前に男性の感性や感覚に触れるのはいいことだと思います。 いきなり社会に出て男性と混ぜ込まれたら戸惑う感じもあるのではないでしょうか。 勉学云々の前に人間としての幅が広がると思いますよ。
- tarutosan
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ぜーったいに共学です。 青春時代って人生の比率がかなり高いのですよ。大人になってしまうと10年なんてあっというまです。 青春時代にやり残したことと言うのは、間違いなく一生後悔します。 学校は勉強するところですが、進学校に行った人でさえ「勉強は塾でしてた。学校には青春しに行った」と言っていた人がいました。 勉強はその気になれば自分でもできます。 ですが気の向いた時に思い出を共学にするのは無理です(笑) 勿論進みたい方面にその学校が必須だと言うならとめはしませんが…。 迷ってる位でしたら、共学がいいです。 それと、女性である質問者さんはあと10年位で伴侶を選定しなくてはなりません。女子大にすればマイナス4年になりそうですね。 独身時代にその経験が正しく積めないと、結婚して失敗、離婚なんてこともあり得ます。 子供が出来てから離婚となると、何人もの人生が狂ってしまいます。 たかが学校ですがされど学校。想像するより影響が出る、そんなことも十分考えられます。 幸せになるには何が必要なのか、しっかり吟味して選んで下さいね。