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根抵当権についてお教え下さい。
根抵当権についてお教え下さい。 先日、建物(店舗)のローン返済が終わったのですが、その際に金融会社から「根抵当権をこのまま預けて頂ければ、もし再度融資が必要になった場合、時間も手続きも簡単に済みますが、いかがいたしますか?」と言われたのですが、通常はどうなんでしょう? 預けておくべきか、末梢するべきなのか、お教え下さい。
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>通常はどうなんでしょう? 特に、通常とか一般的な対応というのはないと思います。 金融機関の担当者の方のアドバイス通りです。 >建物(店舗) とのことで、おそらくご商売をされているのかと思いますが、今後その金融機関から融資を受ける可能性があるなら、根抵当権を残しておいても良いと思います。 一方、今後は金融機関から融資を受ける可能性がなかったり、融資を受ける場合でも別の金融機関からの融資を受ける予定であれば、抹消しておいた方が良いです。 上記2パターンに対応するデメリットを書いておくと、 一旦、根抵当権を抹消したのに、同一の金融機関から再度融資を受ける場合は、極度額×0.4%+αの根抵当権の設定費用が余計にかかり、融資実行までに余分な日数がかかる可能性があります。 また、根抵当権を設定したまま融資を受けずにいると、根抵当権が設定することすら忘れて長期間放置される場合があり、いざ抹消をしようとしたときに、金融機関がなくなっていたり合併等で別会社になってしまっていたりして、手続きに余計な手間がかかる可能性がありますし、他の金融機関へ融資を申し込んでも、既存の根抵当権を抹消してからの融資実行(+新たな根抵当権設定)となり、やはり余計な時間がかかってしまう可能性があります。
お礼
早速のお教え、ありがとうございました。 「日本政策金融公庫」からの融資なんで、たぶん倒産とかは無いと思いますんで、まだ再融資を受ける予定はありませんが、しばらく「根抵当権」は預けておこうと思います。 4~5年経過しても再融資の必要性が無ければ、末梢する事にしました。 判り易い説明ありがとうございました。