日本人が嫌いというより、韓国や中国が好きなんでしょう。理由はわかりませんが、多分国策のオルグで洗脳されたとかそういう理由。ですからそういう国々の言うことを本当かどうか検証するという発想もないんでしょうね。明治になるまで、基本的に「四足」は食べなかった日本人が、第二次大戦中までにいきなり人肉食文化を身につけて、それがまたたった70年で忘れられるなんて、並の人間なら信じないでしょうが、カルト宗教と一緒ですよ。
でも、アメリカって、正義か悪かの二分論でしか物を語れないところがありますから、時々自分たちが絶対正義の戦争映画が作りたくなる病があるんだそうです。しかし、アメリカが完勝した戦争って、第二次大戦の対日本戦くらいしかないんですよね。
その後の戦争は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争など、泥沼のゲリラ戦になって後味悪く撤退するような例が続いています。文句なく気持ちよく勝ったっていう戦争ないんですよ。実際には対日本戦でも日本軍にやられた戦闘は数多いんですが、当時は徹底して報道規制を敷いてそういう情報は国内には流しませんでした。ですからアメリカの一般国民は第二次大戦を日本をフルボッコにしてKOした戦争だと思ってます。
より正確に言うと、それ以降完勝した戦争がひとつだけあるんですけどね。それは「冷戦」です。でも冷戦は爆弾が爆発しないからわかりやすいエンターテインメントが好きなアメリカ人の趣味に合わないんです。
ですから、時々日本軍が徹底した悪者に描かれる映画が出てくるというわけです。「パール・ハーバー」なんかもそうでしたよね。民間人に向けての機銃掃射なんて、日本軍はやらなかった(アメリカ軍はやった)ことが描かれている。
とは言え「アンブロークン」は不評ですね。そりゃそうだ。延々と拷問シーンが続くだけの映画、何時間も観たいとは普通は思いませんもん。時代考証がきちんとされた資料的な価値もある映画ならまだ見る人もいるんでしょうけど、明らかに脚色された「手記」だけしか根拠もありませんしね。
こういうのを「法則発動」といいますね。アンジェリーナ・ジョリーは、出演するにせよ監督するにせよ関わった映画が今後日本で売れることはないでしょうね。
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ご回答ありがとうございました。