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ケーブルの進化と音質変化の起源は?
- 1950年頃からケーブルの音質に注目が集まり始めた
- 1970年代にはカートリッジとシェルをつなぐ線の太さが音の変化に関わると言われた
- 1990年代には電源ケーブルまで着脱式になり、音の差を実感しやすくなった
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質問者が選んだベストアンサー
機器内に使用される電線、機器間を結ぶケーブルで音が変わる事が認識され始めたのは、既に皆さんが回答されている様に1980年代中頃からです。TPC⇒OFC⇒LCOFC⇒PCOCCの流れと、4N-OFC⇒6N-OFCの大きな流れが有ります。 以上は導体の材料に関してですが、ケーブルの構造でも音は大きく変わります。この認識は2000年以降ではないでしょうか? プラスチック材料が通信ケーブルで使用され始めたのは1970年頃以降で、それ以前は電話用ケーブルの絶縁は紙で、家庭用電源コードはゴム絶縁です、更にこの上に綿糸を編んだ編組という絶縁(綿打ちコード;昔のこたつの電源コード)、この上にエナメルを染み込ませたものも使われていました。このエナメルを染み込ませたものはウエスタンエレクトリックの電線として崇めていらっしゃる方々が居ますが、当時はプラスチック材料はまだ無く、この様な造り方しかできなかったというのが実態です。 電源コードに関しては、国ごと安全規格が違います(日本では電気用品安全法;<PS>E)ので、電源の入り口に国際規格のIECタイプのコネクタを付けておけば、容易に各国のコードを取り付けられますので、機器の輸出を考慮した設計です。
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- 10F20
- ベストアンサー率43% (32/73)
またまた・・。 「大変」が抜けてしまいました。改めて・・、 質問者様、ならびに無断で引用させていただいたステレオ編集部様、 大変、申し訳ありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。
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いえいえ!とんでもございません! 丁寧にありがとうございます。
- 10F20
- ベストアンサー率43% (32/73)
連続投稿失礼します。 ステレオ2003年3月号(第41巻第3号)104頁からの抜粋は、原文のままではありませんでした。 〝氏〟〝(三郎)〟は、投稿時勝手に書き加えたものです。 慎んでお詫び申し上げます。 申し訳ありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
いえいえ、とんでもございません。 再度回答してくださりありがとうございます。
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
こんにちは。 オーディオ評論家の江川三郎氏が言い始めた事に間違いないですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E5%B7%9D%E4%B8%89%E9%83%8E これを受けて、日立電線がLC-OFCを1983年に、古川電気がPCOCCを1986年に商品化しています。 製造方法が違いますが、どちらも無酸素銅であることに変わり有りません。 無酸素銅(OFC) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%85%B8%E7%B4%A0%E9%8A%85 これらの銅線を素材に、オーディオ用のプレミアムケーブルが様々なブランドで発売されるようになりましたね。私には電線より端子が魅力でした。 現状はというと、LC-OFCの製品も少なくなりました。 PCOCCは、オーディオブーム再来の兆しが見え始めた2013年に製造販売が中止されました。 https://www.furukawa.co.jp/what/2013/ene_130304.htm もうPCOCCは買えないのですから、銅線製造メーカー自身が『ケーブルで音が変わる』論議に幕を下ろした形にはなります。 電線導体ではなく、被覆などケーブル構造で『音が変わる』という方向では、まだ続くことでしょうけど。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
江川三郎さんはすごいですね。 日立が最初にOFCを出したのですね。日立って家電と重機だけじゃないんですね。 電線よりも「端子」ですか・・・値段が高いケーブルには値段に見合った端子も開発されたっということなんですね。 PCOCCが製造中止になっていたとはしりませんでした。 気に入ったケーブルが中古であったら、購入した方がいいかもしれませんね。 でも、電線で音が変わらないっということをメーカーが証明してしまったとしたら、変わる要素は回答でもたびたび書いてある「被覆」とか「構造」とか「ケーブルの引き回し」っということなんでしょうか・・・。 私も自作ケーブルにアルミホイルを巻いて大失敗しましたが、大成功する巻物もあるかもしれないですね。
- HAL2(@HALTWO)
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>っということは、1970年代から音が変わると言われていたのですか? そうですね。 70 年代初頭って Amplifier が Output Transformer を備えた真空管式から OTL (Output Transformer-Less) の Transistor 式に、Speaker System が Full Range (Coaxual 2 Way を含む) から Multi-Way へと急速に変化し始め、Cable 構造の違いによって音色が変わることに気付く人がでてきた時代です。 でも「電気的な理由」、つまり「抵抗値の違い」で説明しようとする風潮が現在まで続いており、その結果「電気抵抗は室温でも変わるので Cable の電気抵抗が僅かに違うことに因る音色の違いなんて有り得ない」という一面的な理由で切り捨てる人もいます。 勿論、上記の「電気的な理由」は正しいのですが、一方で「真空管は振動に弱い」とか「真空管や Transistor といった能動素子は勿論、Transformer や抵抗或いは Condenser といった受動素子を変えても音が変わる」といった事実を認識していながら「物性的な (物理的と言ってしまうと『電気的』も含むので) 理由」、或いは「単一周波数による Static (静的) な測定状況」ではなく「複雑な波形が常に変化する Dynamic (動的) な状況」を考察しようとする人は現在でも少ないように思います。 「電気的な理由」や「Static な状況」は測定値と併せて誰が追試しても同じ結果が出せる解説を付けられますので、抵抗値の小さい高純度銅線や銀線、更には現在のハイレゾ信奉のようなものまで Maker はあの手この手を使って高額で売り易いものを世に出してきましたが、一方で自分の耳を頼りに趣味の世界に浸る Mania 達は「理由は今一つ判らないのだけれども音が変わるので、良い音がするものに変える」という作業を積み重ねてきています。 Transoformer や Coil を扱ってきた経験のある人ならば「ガッチリ固めてビビらないようにする」というのは 70 年代以前から当たり前のように行ってきたことであり、Speaker 工作をしてきた経験のある人も「頑丈な箱作り」は当たり前のことですよね。 実際に工作していれば「音波が伝わる径路も電波 (電流波) が伝わる径路も余計な低周波振動による変調を加えたくない」と考えるのは自然な事であろうと思うのですが、「変調」という言葉に注目すると Cabling も考察すべき Point であることに気付くものですよ。 例えば 1kHz の信号だけを出している Amplifier の Volume Controller を毎秒 100 回上げ下げすると 100Hz の信号が出てきます。……電気的には 1kHz の信号しかないのですが、音量の上げ下げという振幅変調で 100Hz の音波が生まれるわけです。 毎秒 100 回、抵抗値が微妙に変化すれば 100 Hz の濁りや雑音が生まれますよね。……真空中に電子を飛ばしている「電気的な伝送」しか行っていない筈の真空管が振動で濁ったり雑音を出すのは何故?……そう考えると「振動って怖い(^_^;)?」と思えるようになりますよ。 抵抗値の小さな高純度銅線であろうと細くて振動し易いものでは共振するでしょうし、振動を悪と考えれば細い導線よりも洗濯屋さんの Hangar の方が音が良いのも頷けますよね(^_^;)。 >電源ケーブルまで着脱式になって取り換えられるようになったのは過去に自分の使っている機器をみても、1990年代だと思います。 70 年代から言われ始めて 80 年代には製品が増え始め、90 年代には一般化した……というように思います。 素敵な Audio Life を(^_^)/
お礼
回答ありがとうございます。
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70年代は真空管からトランジスタアンプに、フルレンジとか2wayから、3way、4wayってなったことも関係しているのですね。CDの登場以前からケーブルで音が変わると言われるようになった背景があったわけなんですね。 トランスやコイルと同じように配線も気を使わないといけないのですね。 1khzのボリュームを上げ下げすると、100hzがでるとは全くしりませんでした・・・。 そんな雑音がでることがあるなんてしりませんでした。 それくらい振動っというのは悪影響を及ぼすものなんですね。 高純度の細い銅線よりも、針金の方がいい結果がでる可能性もあってもおかしくないんですね。
- 10F20
- ベストアンサー率43% (32/73)
季刊・オーディオアクセサリー 1990AUTUMN58号 窪田登司氏のリポートより 『スピーカーケーブルによって音が違うこと、できるだけ太い線で短めにすること、というケーブルについての記述を初めて公開したのは、「電波科学」(日本放送出版協会刊、現エレクトロニクスライフ)1976年2月号の筆者拙稿であると、一般にはいわれている。13年前である。CDは1982年だったから、それより6年前である。その直後から、メーカーをはじめオーディオ雑誌で、スピーカーケーブルについてのいろいろな検討がなされ、今日に至っている。もちろん、それ以前から一部のマニアの間で、ケーブルによる音の差を伝々していたではあろうが、理論的に系統だってメーカーが積極的にケーブルに取り組み始めたのは上述の期を境にしている。』 stereo2003年3月号「音匠列伝」より 小柳出社長へのインタビューから 村井氏「独自のオーディオ商品を手掛け始めたのはいつ頃のことなんですか。」小柳出氏「もう四半世紀以上前のことですよね。ウチの店にあったリッツ線(0.08の15本か20本)を江川(三郎)さんが見て、『これはどういうもの?』なんて聞かれて、『コイルなどに使われています。経年変化のない、とてもいい線ですよ』とお答えしたところ、アーム線に使ってくれたんです。あの記事は、反響が大きかったですね。それが始まりでした。それから、だんだん『電線で音が違う』という話が広まり、パイオニアや、ビクター、モガミあたりがオーディオ用の線を作るようになったんです。」 これから寝ますので、簡単失礼いたします。 朝日が、まぶしい・・。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
最初はやっぱりスピーカーケーブルで音が変わるっということだったんですね。 1976年ですか・・・相当前ですね。 電気を使用したオーディオの歴史で言えば、そんな浅くもないですよね。
ケーブルで音が変わると豪語する人に対して、スピーカーケーブルをその辺のホームセンターで売っている針金にこっそり置き換えて、聞いてもらったら「音が良くなった!」という話もありましたからね~。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
わかりますねぇ。 私も「音が変わった」=「音が良くなった」っと思い込んでいましたから(笑) 今でもたまにスピーカーケーブルをちょんぎって、その間に鉄板を入れたりして、音の変化の実験をしますが、全く変化を感じない時もあれば、聴きづらくなることはあります。 逆にアジがでるものはないかと色んなものを挟みましたが、成功したことはありません。
- fujitapari
- ベストアンサー率20% (240/1199)
先の皆さんが言われたように、ケーブルの音の違いを大々的に言い始めたのは、オーディオアクセサリー誌ですね。 それまでは、少し裕福になると、ステレオサウンド誌を愛読してた人が多かったようです。 ここでは、機器が主体の内容でしたから、これに対抗して後発で発刊されたオーディオアクセサリー誌が、差別化で機器以外の重要性を強調したのだと思います。 それ以前から、カートリッジのリード線や機器間のケーブルの違いは、いろいろと言われていました。 今でも使ってるのは、プリアンプからQUADの405への4PケーブルはQUAD純正のケーブル。 細い線だけど、断然音が良いです。 それとSMEのトーンアーム3010用のケーブル。 今は、CDデッキとAMP間にもつないでます。 スピ-カーケーブルも、音に違いが出ます。 何にでも音の違いが出ますが、音の違いがわかるシステムと、環境(部屋と調整)が必要ですね。 そういうものが手に入る、豊かな時代になったのが、丁度1980年頃でしょう。 私も、頑張って、TANNOYのアーデンを買いました。 後は、金をかけずに、創意工夫の毎日でした。 中学生のころ、家に電蓄が有って、それを改良して、洋楽のPOPSを聴いたのが最初で、1963年に買った「悲しき雨音」が最初のレコードです。 その時は、VICTORの一体型のステレオで、セパレートタイプはまだ少数派でした。 ドーナツ盤はまだ、モノラルで、LPがステレオ盤でした。 こんな時代に、コードがどうの等、言う人は周りにはいませんでした。 そして、電気洗濯機や電気冷蔵庫から、電気が無くなったころから、オーディオという贅沢が一般化しだしたのだと思います。 それが、1970年代でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。
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オーディオアクセサリーは私も一時期購入しておりました。 2000年前半ですね。 アーム用のケーブルをピンケーブルとして使用しているのですか! よくひらめきますね・・・カートリッジの繊細な音を扱うケーブルなので興味があります。 音がわかる環境ですか・・・たしかにそうですね。 昔はオーディオ製品って贅沢品だったのですね。 それが一般的になった1970年代で一般化したのですね。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
私もたぶんCDが普及した頃にこういう説が出始めたと思っています。 その理由はCDが出て後ではそれまでのLPのようにカートリッジやイコライザーなどのような手間暇かけて音を変えていく趣味が、CDプレーヤーを買えば後はすることがなくなったと言う事情によると思っています。 そこへオーディオ雑誌や評論家が(それまでの仕事の多くがなくなったので)重箱の隅をつつくような事象をとらえて、目の覚めるように変わるなどと言い始めたと言うことです。 それと並行して多くの自作中心のオーディ雑誌(電波科学、初歩のラジオ、ラジオ技術など)が消滅するか販売数が激減すると言うことになって、ケーブルなどの買って取り替えればすむようなものを中心としたスタイルブックのようなオーディオ雑誌に置き換わってきたと言う気がします。 私はその昔風のオーディオ雑誌の愛読者だったので、今でも不可解なケーブルなどの記事には「そんな馬鹿な」という以上の気はしません。 例は違いますが、車の趣味がオートマが普及してから構造を問題にするファンがすくなくなったのと共通するような気がします。 ちなみにケーブルに音の違いについては、下記の記事を是非ご覧ください。 それでも信じるかは読者の自由ですが。 ちなみにこの筆者の格言は「鰯の頭も信心から」です オーディオの科学 http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable
お礼
回答ありがとうございます。
補足
CDの登場が大きいのですね。 LPは、カートリッジでコロコロと音が変わりますし、針圧、アーム、フォノイコ、昇圧トランス、ヘッドアンプ、色々と遊べる要素がありますよね。 それに比べてCDは確かに遊べないと思います。 自作中心のオーディオから、誰でも簡単に手が出しやすいオーディオアクセサリーに変更して言ったっということでしょうか。 たしかにそうかもしれません。 オーディオは信じる信じない、変わる変わらないの論議が尽きない分野だと思っています。 私が以前質問した、「パワーストーンで音が変わる」っという方もおられますので、それを否定も肯定もできないのがオーディオだと思います。 音が変わったっと言う証拠もないければ、変わらないっという証拠もないのが、オーディオアクセサリーではないかと思っています。 「変わらない」といえば「耳が悪い」と言われ、「変わった」っと言えば「プラシーボ効果」だと言われ・・・難しいですよね。
- chandos
- ベストアンサー率36% (267/732)
>70年代から(ケーブルで)音が変わると >言われていたのですか? オーディオ評論家の江川三郎が業界人で初めて「ケーブルで音が変化する」と唱えたのが1975年ですが、おそらくはその前からケーブルによる音の変化はユーザーレベルで認識されていたとは思います。 ただし、70年代まではケーブルの「材質(および構造)」は重視されず、もっぱらケーブルの「長さ」がオーディオファンの興味の対象ではなかったかと想像します(私はリアルタイムではほとんど知りませんので、断言は出来ませんけどね)。もちろん「ケーブルは太くて短い方が良い」というのが「定説」であったらしく、しかも当時はケーブルと言えばスピーカーケーブルのことであり、RCAケーブルなんか大して重視されていなかったと思います。 ちなみに、この「(スピーカー)ケーブルは太くて短い方が良い」という「法則」に則って、70年代後半にTRIO(現KENWOOD)ではパワーアンプをスピーカーの近くに置いて最短距離で繋ぎ、コントロールアンプとパワーアンプとの間を長々とラインケーブルを引き回して使うことを前提にしたセパレートアンプが発売されていたほどです。 この状態が一変したのは80年代の半ば以降でしょう。その要因は2つあると思います(以下の通り)。 (1)CDの普及。 (2)ケーブル素材としてのOFCの登場。 (1)のCDの普及は、限りなく手を入れてカスタマイズ出来たアナログプレーヤーの座に取って代わったCDプレーヤーの特性に由来しています。つまり、CDプレーヤーは(調整が必要なアナログプレーヤーとは違い)アンプに繋げればとりあえず最低限の音は出てしまうので、オーディオ好きとしては醍醐味が不足していたのですね。そこで登場したのが「ケーブルで音を変化させる」という方法論です。 ケーブルの換装によってオーディオ的な趣向をCDプレーヤーでも実現出来るというメソッドは、CD台頭以降のオーディオ界の状況に(新たなマーケット誕生の期待と共に)受け入れられたのでしょう。 (2)のOFCとは無酸素銅(Oxygen-Free Copper)のことで、この採用を切っ掛けに「素材が変われば音が変わる」という方法論(マーケティング)の裏付けが達成されたのではないでしょうか。OFC登場以後もLC-OFCだのPC-OCCだの7Nだの8Nだのといった「新味のある素材」が提案され、この分野のマーケット拡大に貢献したと思われます。 もちろん、新素材を使えば「必ず」音が良くなるとは限りません。70年代より前に作られたヴィンテージケーブルの方が良い結果をもたらす場合だって有ります。 ただ、この「ケーブルで音が変化する」という命題の(マーケティング的な)バックボーンとして、新素材(および新構造)の提案は大いに機能していたのでしょう。 まあ、マーケット的な状況はどうあれ、ケーブルの重要性がいくらかでもクローズアップされたという意味で、80年代以降のケーブル市場の拡大は悪くない動きだったかなと思います。 (注:以上は私の個人的意見に過ぎません。「これが正解だ!」ということではありませんので、そのあたりは了承して下さい) しかしながら、当節のケーブル価格の高騰ぶりには愉快になれません。いくらケーブルで音が変わるといっても、所詮は電線ですからね。過度に期待して大金を投じるのは(よっぽど金が余っているユーザーならともかく)あまり意味のあることだとは思えません。 なお、前述の江川三郎もオーディオアクセサリー誌にて、「今の高級ケーブルの価格は行き過ぎている」と指摘したそうです。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
江川三郎さんご本人も「私が提唱した」っと書いてありましたが、本当なのですね。 やはりCDの登場が大きかったのですね。 それまではケーブルはスピーカーケーブルだったのが、RCAケーブルが登場したっということなんですね。 たしかにCDは、調整箇所がないですよね。 でもシンプルなので、ケーブルでの変化が楽しめる格好の場所だったのかもしれませんね。 それまでは音の変化があっても、他に調整箇所がたくさんあったので、注目されなかったのでしょうか・・・。 私もケーブルに一時期ハマってしまいました。 音が変わる=音が良くなる っと勘違いしてしまいました。 自分の好みの音をしらないと散財してしまいますね。
- srxmk3pro
- ベストアンサー率53% (527/980)
正確なところはわかりませんが、1970年代後半から、と思います。 「ステレオサウンド」が2000年まで発行していた機器のガイド本ですが、1975-76年版には、いわゆるケーブルは、のっていません。端子の形状が違う機器の接続コードはでていますが、グレード別のピンコードや、スピーカーケーブル、シェルリードなどはでていません。 ところが、同じ本の1977年版には、スピーカーケーブルが登場します、高いものはm千円ぐらいしています。まだ、素材面での差別化では無く、多芯のリッツ線タイプのケーブルです。 そのあたりから、アナログディスクのカートリッジのコイルなどで、線材の効能が訴えられるようになった、気がします。 1979-80年版では、シェルリードに銀線やOFC(無酸素銅)が登場しています。 1981-82年版では、ピンコードやスピーカーケーブルにも銀線やOFC(無酸素銅)が広がっています。 1980年代半ばに、LC-OFCやPC-OCCなどの巨大結晶銅がでて、飛躍的に製品が増えた、と思います。 電源系は、1980年代半ばでは、ケーブルよりも、ノイズフィルターが流行り始めた時期だと、思います。その流れで、ノイズフィルターを含まない、「音質がいい」とされるパワータップが登場したような気がします。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
40年前からさかのぼって知らべていただきありがとうございます。 銀線やOFCの登場ってそんなに前からオーディオで取り上げられていたのですね。 RCAケーブルも1981年版で登場しているっと言うことは、その前にはもうあった可能性があるのですね。 1980年代半ばにはもう製品がたくさんあったのですか・・・。 そう考えるとCDの登場の頃に飛躍的に商品がふえたのでしょうか。 ノイズフィルターが電源ケーブルの前に流行ったとは知りませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
私の知りたかった古いケーブルについて触れてくれて嬉しいです。 そのころは、プラスチックがなかったので、どのようなケーブルも布や紙を使用していたんですね。そういわれれば、昔のこたつやアイロンの電線はまさに布が巻いてありました。 電源を取り外せるのは、電源ケーブルを色々取り換える目的よりも、機器の輸出を考慮したものなのですね。