張りなおしても音が治らないという事ですが、#1の方が言っている様に、ベルトが痩せていませんか?
ベルト痩せの点検方法は、ベルトが掛かっている所(プーリー)を見て、それにベルトが食い込んでいる様な状態になっていないかを見ます。基準はプーリーの端の部分と、ベルトの高さの差が0.1ミリ以内ならOKです。今の車のベルトと違い、ひと昔前の車のベルトは非常に痩せやすくなっています(2万キロ程度の走行でも痩せることは珍しくありません。)痩せていれば、そこでベルトが滑ってキュルキュル音がします。
痩せていなければ、ベルトが硬化しているかも知れません。ベルトはゴム部品ですので、さほど年数が経っていなくても硬化します。(ヒビはなかなか入りませんが・・・)
ベルト硬化の点検は、ベルトの内側か側面を爪できつめに押してみてください。爪の後がくっきり残ったままであれば、硬化しています。硬化していなければ、何分も待たなくてもすぐ爪の後は消えます。爪で押した感じが柔らかいか、硬いかでも判断できます。硬化もベルトがすべり、キュルキュル音がする原因になります。
硬化していなければ、プーリーのダンパー(ゴム部分)のちぎれが考えられます。これは目で見て点検するしかないのですが、車種によってはリフトアップしないと点検が難しい物もあります。
点検方法は一番下のプーリー(一番大きいので分かると思います。)を正面から見ると、プーリーの一部がゴムになっていると思います。その部分のゴムがちぎれていれば、エンジン回転をあげると遠心力で滑りが発生してキュルキュル音がします。こうなるとプーリーを交換しなければいけません。交換作業はご自身でするのは専用工具もいり、不可能だと思われます。修理工場に相談されるのがいいと思います。
最後に、キュルキュル音と一緒にカラカラ音はしていないですか?カラカラ音がしていれば、プーリーにガタが出ています。これもご自分で交換するのは難しいと思いますので、修理工場に相談してみてください。
大変大切に車を乗られているのですね。とてもうれしく思います。これからも大切に乗ってあげてください。
お礼
有難うございました。とりあえずベルトを交換して様子をみます。