ご質問にお答え致します。
実際のビジネスに関する調査にはコツがあります。
まず、一般的な設備や規模などの調査を行いますが、これは正直に仕入れ先に資料をくれと要求してください。差し出さない場合は、その時点でビジネスパートナーとして失格と考えてよいと思います。
そのような、ハードの能力が最新か、規模は十分かなどを検討しますが、最も大事なのは設備ではなくまさに経営者の手腕です。たとえば、設備のキャパシティーがオーバーした場合でも、有能な経営者であれば、外注先を見つけ出したり、他の会社を紹介してくれます。そういう商売の勘は、事前調査で得られないものばかりです。したがって、よくあるやりかたは、小さくリスクの少ないビジネスから始めていくということでしょう。
小さいビジネスで失敗のリスクを最小限化して進めてみてください。実際のビジネスをすれば危機も修羅場もありますので、その時の対応能力を見てください。信頼に値すると判断できた場合は、徐々に会社の中核事業に移行していくというのが一般的です。
その場合注意すべきポイントがあります。それは、相手も小さいビジネスには本気にならないということです。ですから、何もいわずに小さい事業を与えても相手が本気にならず、せっかくの良い関係が壊れることがありますので、最初は小さいが、信頼に値するパートナーであると判断したら、徐々に大きな仕事を任せたいという基本的な了解を取り付けておくことが最も重要です。よく、ここをスキップして狐と狸の化かし合いをやって、お互いに嫌な思いをするというケースが多いのですが、気をつけてください。
お礼
再度のご回答ありがとうございました。 おかげさまで、社内で議論すべきポイントも イメージできてきました。 Tatsu616様、FRI様お世話になりました。