3番回答に対する補足質問を拝見しました。
お気持ちはよくわかります。
実際、言ったから、「言わなかった」と反論せずに「不知」と言ったのでしょう。私もそう思います。
でも、国会議員(と官僚)が、相手が「争う」「不知」と言ったことは、「言われたほうが証明しなければならない」「言われたほうが『存在』を証明できなければ、なかったことになる」という制度にしてしまったので、私にも質問者さんにもどうしようもありません。
だからこそ、その弁護士は「不知」と言ったんです。
弁護士たる者が、自分に不利になる(裁判官が自分を敗訴にする)ようなことを言うハズが無いんです。「不知」と言っても、自分には不利にならないから言ったのです。
そのほかにも、例えば裁判官が「あ、債権の消滅時効が成立してるじゃないか」と気がついても、債務者が「時効を援用」しないと裁判官は時効の成立を認めることができないことになっています。
「一言、消滅時効が成立している、と言えば債務者が勝てたのに」と裁判官が思っても、その裁判官は「債権者の請求を認める判決」を出さなければなりません。
そういう法律だから、裁判官にさえどうしようもありません。
そういう制度にしたのです、官僚と国会議員が。
残念ですが、「口頭弁論の中で、『不知』と言ったから裁判官は私(質問者さん)に有利な判断をしてくれるだろう」という期待はなさらないほうがいいと思います。
どういう訴訟かわかりませんが、攻め口を変えることをお勧めします。私としても、非常に残念ですが。
> 相手は、そもそも「言った」ことを前提として責任のがれの答弁をしています。
であれば、弁論の全趣旨から判断して、質問者さんの意見が認められるカモしれません。
でも、それをアテにして、できることを(面倒だとかお金がかかるとかを理由に)しないような、手抜きはなさらないようにお勧めします。
さきほどの時効じゃないですが、考えつく主張は全部して、できる証明はすべてするという方針でがんばって下さい。
お礼
有難うございます
補足
「言った」ことを前提としなくても「言わなかった」ことでも十分過失なので、 念のためにその方向の攻めも怠らないようにします。 「言わなかった」としないのは嘘を吐きたくないからなのだと思います。 それが通るとは思いませんが・・