はい。
クルアーン(コーラン)とは別に、ムスリム(イスラーム教徒)の行動規範となり、イスラーム法の根拠となるものにハディース(預言者の言行)があります。
そこにこうあります。
「人間は誰でもムスリム(イスラーム教徒)として生まれてきます。その後(生まれた後)その子供の親によってムスリムになったりユダヤ教徒になったりキリスト教徒になったりします」
※概要です。
つまり親が仏教徒ならば親の教育で仏教徒に、親がクリスチャンなら親の教育でクリスチャンになる、ということです。
だからこそ親がムスリムならば子はムスリムなのです。
「強制があってはならない」というのは、例えるならば、もう既に親の教育で別の宗教の信徒である人を突然(ここ重要)ムスリムになれ‼︎と脅してはいけない、ということ。
イスラム国がシリアでヤズィーディー(ヤズィード教徒)を殺し女性を奴隷にした、というのも、本当は間違っているんです。
万が一あの地域をイスラム国が統治したとしても、異教徒は人頭税(そんなに高いものではありません。払えない程貧乏ならば免除ですし)を払えば普通に住んでいられるし、それが嫌ならその地を離れるかムスリムになれば殺されることはないんです。勿論ムスリムになるなら人頭税は免除。
でもあのイスラム国はそれをせず、直ぐに殺して追い払って女性を奴隷にした。
間違っているんです。
宗教に強制はないんです。
補足
ありがとうございますではアラーは言っていないという事で理解します