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円安時代の中小企業と個人の生活はどうだった?
- もっと円安の時はどうしていたの?今よりもはるかに円安時代の人はどうしていたのでしょうか?昔の為替相場を見てみると、1990年台後半は何と130円台でした。中小企業は今みたいに原材料の高騰で倒産していたのでしょうか?食品なども値上げラッシュだったのでしょうか?
- 円安時代の中小企業と個人の生活はどうだったのか気になります。僅か数年前までは70円台という超円高で、中小企業が外国産の安い製品に太刀打ちできなくて、倒産が増えていたと言われています。しかし、その前の時代の中小企業はどうだったのでしょうか?
- 円安時代の中小企業と個人の生活について知りたいです。70円台の超円高の時代には、中小企業が外国産の安い製品との競争に苦しみ、倒産していく様子が報道されていました。しかし、その前の時代も円安だったのでしょうか?中小企業だけでなく、個人の生活にもどのような影響があったのでしょうか?
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No.12です。 私の先の回答にもあるように、ゆっくりした円高基調の中で、日本国民は、物価が余り上がらず、給料が少しずつ増えて、外国からの輸入品はどんどん下がっていくことで、豊かになりました。 もし、ゆっくりとした円高に長期間対応して生産性を上げることが出来て、1ドル=50円になるなら、日本国民は今よりもはるかに豊かになります。その場合は、仮にデフレであっても怖くありません。給料が少ししか増えなくても、物の値段が安くなるなら、実質的には給料値上げと同じですし、年金生活をしている人も生活が楽になります。 しかし、相当生産性の高くなっている日本で、更に生産性向上が可能かということと、国内の労働者の配置を内需産業から輸出産業に移していく必要があります。 また、輸出依存で日本だけが豊かになって行く状況が生まれれば、諸外国から内需拡大・日本からの輸出品を作る工場を、日本国内ではなく製品消費国に作ってくれという圧力が高くなります。 現在の円安・デフレは、そのような外国からの圧力で、日本企業が工場を他国に建設することが定着し、日本人口が減り始めて、消費量が減少しだしたことによる経済の縮小に原因があります。 ですから、生産性が低く、人口も増加していた時代に可能だった日本の長期円高傾向が、既に生産性が相当高くなった上に、人口減少を始めた社会で、今後も実現可能かどうか、そういう性質の問題となっています。
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- phj
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為替というのは相対的なものです。$1=100円で利益がでるように生産計画を立てて、数か月から一年間ぐらいでその利益水準に持っていくのが、生産現場ですが、為替はひと月もあれば10%以上簡単に上下します。それが3か月も続けば、生産計画の予想とかけ離れてしまいます。 ですから、$1=200円ならその水準で利益がでるようにしていたわけで、その当時でも急激な為替相場の変化は、輸出企業を中心に苦しめられたものです。 しかし、バブル崩壊までは常に長期的な円高傾向だったため、個人所得の向上と、海外製品価格の下落が一緒だったため、段々豊かになっていき、不満は少なかったのです。 バブル崩壊後は大体100を中心に30%ぐらいの幅でえんだか 円高円安を繰り返すようになったため、日本の不況とあわせて、中々経済が復興せず、円安になれば困る企業がでるし、円高になっても困る企業がでる、ということになっていったと言えます。 また、為替相場とは別に原油価格の関係もあります。20年前のガソリン価格って80円ぐらいだったんですよ。 だから、なにを作るにも今より安くでき、今ほど円高の影響を受けなかった、ということもあります。 私は経験ありませんが、$1=360円の頃などは、まだ日本にはいいものがなく、いいものを作ろうにも生産機械も外国製で高く、やはり国全体が豊かとは言えなかったようです。
お礼
ありがとうございました。 円高でも円安でも困る企業が出るという事になれば、円高と円安の一体どちらが 日本にとってベストなんでしょうか。 別の方は「どちらにしても、時間をかければ問題ない」というご回答があったのですが、 それなら、数年~10年かけて超円高にすれば、輸出企業はそれなりに利益を上げ、 そして輸入品は激安状態になるわけですから、日本全体にとって最高の状態になりますよね。 となると、数年前の円高で苦しんでいた中小企業の話は嘘だったという結論になりそうです。 (円高なんて何年も続いたわけですから)
- pusai
- ベストアンサー率38% (451/1161)
> 今よりもはるかに円安時代の人はどうしていたのでしょうか? 別にどうもしていませんよ 1ドル=130円だろうが70円だろうが、その値で安定していればどうにでもなります 130円に安定していれば値段も高いままで安定しており、更なる「原材料の高騰」は起きません 原材料の価格が安定していれば、「値上げ」などをする必要もありません 「高騰」という現象が起きるの急激な円安への変化が原因です 急激な円安により原材料の上昇があるから「値上げ」が起きるのです
お礼
ありがとうございました。 すみません、先の方へのお礼と同じになるのですが、円高にしろ円安にしろ、 時間をかければ問題ないという事になるわけですね。 となると、10~20年かけて、例えばゆっくりと1ドル=50円になれば、日本にとって 良いことずくめになると思いました。 輸出産業はそれなりに利益を上げ、そして輸入品は激安になるわけですから、万々歳になりますね。 となると、日本全体にとってはハイパー円高がベストになるわけですね。
- alflex
- ベストアンサー率26% (229/869)
その時はそういう想定の中で営業していたのです。 最近の円安で何が困っているかというと、1ドル=100円を切るくらいの為替相場で想定していたところが1ドル120円になってしまったという事です。 結局のところ何が問題かと言えば、円の相場の額面そのものより、急激にそれが変動するということにあるのです。
お礼
ありがとうございました。 円高にしろ円安にしろ、時間をかければ問題ないという事になるわけですね。 となると、10~20年かけて、ゆっくりと1ドル=50円になれば、日本にとって 良いことずくめになると思いました。 輸出産業はそれなりに利益を上げ、そして輸入品は激安になるわけですから、万々歳になりますね。 となると、日本全体にとっては円高がベストになるわけですね。
- maiko0318
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昔は1ドル=360円だった時代がありました。 そこから見るとずいぶん円高になっているのですよ。 円安ならば、輸出産業は有利になります。 1ドル100円のとき、200円のものを2ドルで売れます。が、 1ドル120円になると200円のものは1.6ドルで売ることができます。 輸出国としてのし上がってきた日本にとっては円安が良かったのです。 今、円安にして苦しんでいるのは輸入産業の人たちです。 輸出産業がそれ以上に儲かっていれば国としては良いのですが、 産業の空洞化等によって輸出産業がそれほど儲かっていないようですね。 円安にするという政策は時期を間違えたようです。
お礼
ありがとうございました。 円高になったため産業の空洞化が進んだわけですが、円安がこのまま続けば、 出て行った企業がまた戻ってくるとか、外国から新たに入ってくるとか・・ 日本にとって良いことずくめになるのかなと感じました。 となると、今「円安になって困っている」という連中は嘘つきという結論になりそうです。
- あずき なな(@azuki-7)
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当時は今よりもっとひどかったですよ? 小泉が登場するまで大企業も苦しんでました 昭和の昔なんて1ドル360円とかでしたが 経済成長も伴っていたのであまり苦ではありませんでしたが…
お礼
ありがとうございました。 お話どおりだとすれば、やはり超円高の方が良いという結論になりそうですね。
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お礼
ありがとうございました。 何度もご意見を頂いて、感謝しています。 経済学の範疇に入りそうで、だんだん難しくなってきたのですが、 円安と円高を比べたら、やっぱり円高の方が「まだマシ」ということに なるのですね。 とても勉強になりました。