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もし、育児が必修科目になったら?
もしもですが。 小・中・高・大と、教育機関で育児が必修科目となり、 陣痛疑似体験マシーン・3時間ごと授乳一回30分を日に8回 ・つわり体感を一週間実習経験が義務付けされたとします。 そうなったとしたら、出生率は上昇するでしょうか? それとも、大変そうだから出産育児を避けたいという人が増えるでしょうか? 想像で構いません。回答をお願いします。
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イエスかノーかといえばノー、出生率は上がりません。そもそも意味がないと思います。理由を述べます。 現在も公立中学では、必須かどうかは定かではありませんが、性教育から保育実習までをやっています。息子が何年も前に受けた授業では、男女が気持ちをいたわり合う必要性を学ぶところから始め、避妊や性病について学習し、育児ではどのようなことを具体的にするのかを卓上で勉強し、最終的には地域の保育園で乳幼児と遊ぶという実習をしました。少子化や核家族化によって、こうしたことを自然に学ぶ機会は激減しているので、これはいいことだと思います。 しかし、陣痛、授乳、つわりは、実際に妊娠した女性でなければ、自然界では体験しないものです。身近な妊婦を通じて、それを目の当たりにすることはあっても、自分自身が体験するわけではありません。 そして、実際に、体験する妊婦は、その過程として、男性との愛を育んだり、レズビアンの場合でも、家庭や子供をほしいと心から願ったりして、赤ちゃんを見る日を8カ月間も想像しながら、ホルモンがさらにそれを助長しつつ、ようやくそのプロセスに至ります。また、そうしたとしても、周囲の協力や理解がないと、特に徹夜状態の授乳などで苦しんで、ノイローゼになることが少なくありません(というか、むしろそっちが当たり前)。 つまり、楽しい面を実感せずに、苦しい面だけを機械で体験しても逆効果なだけです。育児が必修科目になるなら、それには大賛成ですが、違うやり方をするべきです。
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陣痛疑似体験マシーンって誰が体験したいのでしょうか? 子供を産みたいと思うからこそ耐えれる痛みなのに。 授乳30×8回ってそんな無駄な事より学生には勉強して欲しいです。 女子はそのうち体験するのでいらないと思いますが、逆に男性につわりと陣痛の体験をしてほしいですね。 そうすればもう少し女性の大変さがわかって育児などに協力してくれるのではないでしょうかね。
お礼
回答をありがとうとございます。 >子供を産みたいと思うからこそ耐えれる痛みなのに。 >授乳30×8回ってそんな無駄な事より学生には勉強して欲しいです。 親への感謝が高まり、大人になれるような気がしまして。 母ちゃんは偉いですね。(*^。^*)
- pipianna
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多分思春期に陣痛の痛み、授乳、つわりを体験でもしていたものなら、絶対に子どもなんて産みたくないと思っていたはずです。 盲人の体験(アイマスク)、車椅子の体験(実際車椅子に乗る)、老人の体験(身体の関節に重りをつけて、視界が白く狭い眼鏡をつける)という三種類の体験を小学校の時にさせられましたが、 苦しいだけの体験では何も得られませんでした。 めんどくさかった、大変だった、やりたくない(なりたくない)、くらいのものです。 単純な考えの子どもでしたら、苦痛に思ったなら自然とやりたくない、なりたくないと思うのでは? 自分の妊娠と出産は、どんなものなのかという経験がなかったからこそあったものだと思ってます。
お礼
>苦しいだけの体験では何も得られませんでした。 なるほど。子供の時ではやはり理解できないですね。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
出生率が上昇するとは思いません。 なぜかならば、出生率が低いのはそういう身体的な負担や苦痛から来ることよりも、もっと社会・経済的な要因が大きいからです。 もし育児や子育てに関する教育カリキュラムを考えるなら、未成年が避妊せずにセックスすることのリスクとか、虐待することの問題など、命そのものの価値を学齢に応じて教えた方がいいかも知れません。
お礼
論理的な回答をありがとうございます。 確かに。経済的な面や社会的な制度(保育所の空き不足など)のほうが少子化原因ですね。
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
’意気地なし’は減ると思います・・・・
お礼
ウィットに富んだ回答をありがとうございます。 確かに。根性がないと陣痛に耐えられませんね。
お礼
理路整然とした素晴らしい回答をありがとうございます。 >つまり、楽しい面を実感せずに、苦しい面だけを機械で体験しても逆効果なだけです なるほど。大変参考になります。 私自身は、出産・育児で苦労したことで親の苦労を初めて理解した経験があります。 子供の時に痛みや苦労を知っても、逆効果のようですね。