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低用量ピルを服用する勇気が出ません…

酷いPMSと困難症を我慢して十年の22歳です、通ってる婦人科からはあなたの痛みはおかしい。我慢しないでピルを飲みなさいと言われているものの、薬ということで今まで通り敬遠していました。 最近不順にもなってきて飲まないといけないことは頭では分かっているんです、ですが踏ん切りがつきません…。ここに書いてもどうしようもないのですが、同じような方はいないでしょうか。結局は自分の気持ちなのですが、血栓症で亡くなった方がいたりという話を聞くとどうにも怖くなって……どうやって勇気を出せばいいのか分かりません…

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回答No.1

このコーナーに限らず、避妊目的などで安易にピルを薦める人がいるので、私は血栓症を含めて敢えてピルのデメリットを説明する様に努めています。 薬なのですからピルに限らず、最悪の場合は死に至る可能性があるのは当たり前です。 しかし、それは極めて稀な例とも言えます。 昨年、ヤーズ配合錠で死亡事故が3件発生したのは衝撃的なニュースでしたが、この事故は服用する側だけでなく、処方する側(お医者さん)にも問題があるように思えます。 参考URL http://www.asahi.com/articles/ASG1K5KC7G1KULBJ121.html ヤーズは古くからある経口避妊薬で、元々は中用量ピルでした。 それがある日突然、成分と量を変更して、超低用量ピルに生まれ変わってしまいました。 しかし、日本ではヤーズはあくまでも月経困難症の薬でとしか認可されていません。 参考URL http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2482011F1020_1_09/ もちろん海外では経口避妊薬として使われているので、厚生労働省の認可有無の差(それが重要だと思いますが、)でしかないのですが、お医者さんは国の許可を得て個人輸入し、それを患者さんに処方できるようです?? 事故が起きる前までは、そこら中のお医者さんのサイトで、「ヤーズあります。」や、扱っているピルの商品説明で堂々とヤーズを掲載していたのです。 しかし、ニュースになって以来、一斉にその掲載が無くなってしまいました。 私には安く仕入れて高く処方する「モラル無き商業」としか思えません。 ピルの成分は、人工卵胞ホルモン剤と人工黄体ホルモン剤の2種類しか入っていません。 (ピルを積極的に薦めるようなサイトでは、あたかも天然のホルモン剤を使っているような説明が多くあるので、敢えて人工と言う言葉を強調しています。) 人工卵胞ホルモン剤は殆どがエチニルエストラジオールという成分です。 ピルの低用量とは、エチニルエストラジオールの含有量を減らしている事を主にさします。 女性の身体の中で生成される天然の卵胞ホルモンは、卵胞を育てる働きもありますが、子宮内膜を厚くする作用もあります。 子宮内膜と言いますが、実際には殆どが血液です。 血液なのに子宮の裏側に1cmもの厚さで貼り付いているのは、卵胞ホルモンには血液を固める作用があるからです。 これにより血栓症(血液の中に血のかたまりができる。)になってしまう要因で、自然な状態でも妊婦(妊娠すると卵胞「ホルモンを分泌し続ける。)さんが血栓症になり易い理由でもあります。 具体的には、エチニルエストラジオールは静脈血栓症を引き起こし易くなります。 しかし、本当の問題は? 最近のピルに使われている、人工黄体ホルモン剤(ドロスピレノ)の方にあるのではないかと捉えています。 ドロスピレノは第四世代の人口黄体ホルモン剤と言われている、薬剤メーカーが新たに開発した人工黄体ホルモン剤です。 ヤーズは元々中用量と記述しましたが、以前は人工黄体ホルモン剤に第1世代のノルエチステロンが使われていたと憶えています。 それをドロスピレノに変えて、いきなり超低用量ピルになってしまったのです。 超低用量と謳っているぐらいですから、含有量は明らかに少なくなっています。 少なくなったのに効果が同等か、それ以上だと言う事は、強力な効き目があると言う事です。 本来、人工黄体ホルモン剤は動脈血栓症を引き起こしやすいのですが、ドロスピレノは静脈血栓症も引き起こしやすい事が判っています。 参考URL http://www.newsdigest.fr/newsfr/actualites/tabloid-news/5570-970.html 副作用の血栓症について長く説明しましたが、一番の問題は、ピルは薬だというのにお医者さんの処方(注意説明)通りに飲まれていないという事です。 その際たる事実が、ピル先進国と言われるフランスやイギリスでの人工妊娠中絶者数の多さでしょう。 フランスは世界で2番目(1位はドイツ)に多くピルで避妊をしている国です。 しかし、女性1,000人当たりの人口妊娠中絶者数は日本の1.5倍も多いのです。 イギリスではニキビ治療と称して、未成年でも無料でピルが手に入るそうです。 それにより未成年の人工妊娠中絶者数が増えて社会問題になっています。 ピルを正しく服用すれば、その避妊効果はほぼ100%です。 残念ながらピル先進国と言われる欧米では、ピルが折角持っている素晴らしい性能を発揮できてはいないのです。 反対にピルを飲むと「無謀なセックスに駆り立てている」と言えます。 本題に戻りますが、ヤーズが月経困難症の薬として認可されているように、女性を苦しめる月経前後の様々な不快な症状についても、ピルは抜群の効果を発揮します。 妊娠を望んでいない時期の女性にとっては、月経の問題を軽減する、まさに、最高の薬とも言えます。 悪戯に風聞を恐れ、これを活用しないのは全く愚かな行為です。 要するに、避妊目的であれ、月経困難症を軽減したいのであれ、良心的な素晴らしいお医者さんから処方され、定期的な検査を受けているのならば、安心して飲み続けられる薬だと言う事です。 >どうやって勇気を出せばいいのか分かりません… 簡単です! 正しい情報を正確に把握することです。 判らない事で、何かをしようとするから不安に陥るのです。 先ずは、自分なりに、しっかりと勉強して下さい。 折角、参考URLを提示しているのですから、是非、閲覧してみて下さい。 どこの誰だか判らないブログの内容など紹介していません。 シッカリとした信頼性の高いサイトの情報を紹介しています。 決して、素性の判らない曖昧なサイトに書かれている情報など信用しない事です。

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