専門学校や通信教育、町の書道教室など書道を学ぶ方法は様々あります。
その数だけ段位を取る方法、かかる費用、師範を取るための年数があるといっていいです。
なぜなら、書道教室を開くのに公の資格や条件は何もないからです。
どこかの会に属していないと、師範を持っていないと開けないということはありません。
誰でも、たとえ書道の経験が無くても、やりたいと思えば今日から看板を出して始められます。
段位や師範の資格は、各会や学校が独自に決めた基準によって定めているだけです。
書道の経験はある方でしょうか?
もし、全く無いとすれば、教室を開くまでの期間は1年や2年では無理かと思います。
よく1年や2年で師範が取れますという宣伝もありますが、書道は奥が深いです。
そんな短期間で上達するものではない、と私は経験上思っています。
せめて、10年位は稽古してからでないと教室を開く自信はつかないのではないかと
個人的には思います。
これからお稽古を始めるのであれば、通う教室は良く検討してからお決めになることをお奨めします。
最初についた先生の字のくせや実力が、ものすごく今後の自分に影響するからです。
お手本を見て、あくまでも自分の感覚で、いいなと思わない所は止めたほうがよいです。
最後に一つ、間違いなく言える事は、どこで書道を学ぶにしても段位や師範を取るにはかなりの費用が必要ということです。
習い事にはつきものかもしれませんが。w