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わかりやすいMIPS値比較サイトはないでしょうか
過去から現在にわたって、いろんなアーキテクチュアの CPUが出ては消えてきましたが、それらのCPU(現行品も ふくめて)のMIPS値のような客観的な値で処理能力の違 いがひと目でわかるような比較資料をおいたサイトがあり ましたら、ぜひよろしくお願いします。
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MIPSでは比較できないというのはほかの人も書かれているとおりです。MIPSでの比較ではCPUでそれぞれで異なる命令の長さを埋めることができず命令が単純なものしか用意されていないRISCチップが有利な結果になります。 しかし、現在のCPUにはマルチメディア演算(IntelでいえばMMXやSSEなどPower系ではAltiVecなど)が用意されているためMIPS値は低いがどう考えてもMIPSが高いものより速いというものもあります。 このため、CPUの速度は単純に命令実行数などで表現せずに複数のベンチマークを組み合わせて評価する場合が多いです。 UNIXでは昔からSPECと呼ばれる団体が実際のCPUを用いて比較を行っていました。 http://e-words.jp/w/SPEC.html このSPECが行っているベンチマークも 複数の項目を対象となるCPUに対して行っています。 ベンチマークを行ったときの環境も結果のPDFに記載されています。 しかし、昔のCPUに対してのデータはちょっと比較が難しいと思われます。 これは、期間が経つとベンチマークテストの値が2、3桁変わってしまうこととCPUに組み込まれた新しいテクノロジーに対応するためにベンチマークがリニューアルされるためです。 新しいベンチマークのほうがより負荷がかかるように作られているため古いCPUだと測定不能だったりします。
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- ootsu
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>パワーPCなど登場時ペンティアムの最低で4倍、最大20倍の処理能力 この文章自体が、CPUの能力が絶対的なものでないことを表していると思います。 一般的には、ベンチマークテストをやって比較することになりますが、そのベンチマークソフト自体がそれぞれのCPUに全く公平というものはありません。ソフトによってインテルに高めに出たり、IBMやAMDに高めに出たりということが言われています。 >稼働OSなどの外的負荷に影響されないハードウエア >の素顔としての処理能力を計る指標で比較できるもの 少なくとも私は知りません。もしかしたら知っている人がいるかも知れませんのでその方の回答を待ちましょう。
お礼
>そのベンチマークソフト自体がそれぞれのCPUに全く公平というものはありません。 そうですよね。パソコン雑誌の特集などで但し書きをよく見た記憶は鮮明です。 もう少し助け船をくれる方を待ってみてだめでしたら、ちょっと私の質問文章が悪いかもしれませんので、文章をかえて再投稿してみます。 どうもありがとうございます。
- ootsu
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いろんなというならこんなのがありましたがどうでしょうか? http://www1.udn.ne.jp/~youcan/MI-E1/memo.htm しかし、そもそもMIPS値というのは、環境依存の激しい相対的なもので、同一アーキテクチャ内でしか比較できません。だからこの表もあまり意味がないのかなと思います。 IBMのメインフレーム系なら、ある程度の比較資料としてMIPS値が使えます。しかしその場合も使用用途(DBなのかOLTPなのか)によって計算MIPS値は変化しますので 客観的な資料としてどうかといわれると微妙です。
お礼
これはまさに私が欲しいと思っていた一覧表でした! どうもありがとうございます。 でも・・・ >そもそもMIPS値というのは、環境依存の激しい相対的なもので、同一アーキテクチャ内でしか比較できません。 >だからこの表もあまり意味がないのかなと思います。 なるほど、、、そうだったんですね。 MIPS値が客観でなかったら、なにか他の客観指標で比較できるモノサシ がありましたらぜひお願いできませんでしょうか? 実はいろいろなコンピュータで、パソコンならインテルや、NECで使っていたV30ですとか、マックで使っていた86KやパワーPC、またアルファなど、それぞれ登場当初の新聞雑誌発表では「従来○○比でウン倍の処理能力!」などと宣伝かまびすしかったのを、実際に使ってみるとあれれ、ほんまかいな、と思うようなことの連続でした。 これは例えばパワーPCがホントに20倍処理が強力でも、マックOSがそれ相応に重いから、せっかく使ってみても、圧倒的な能力、というものを享受できずに、何ダこんな程度?と思ってしまう訳ですよね。 そんな訳で、それぞれ動作させているOSが違ったりで負荷も全然違う状況で体験していますので、例えばパワーPCなど登場時ペンティアムの最低で4倍、最大20倍の処理能力、と謳われていたような根拠となる客観値が知りたいな、と思っている所です。 たまたまMIPSという言葉しか知らなかったものですから、こんな投稿文章になってしまいましたが、稼働OSなどの外的負荷に影響されないハードウエアの素顔としての処理能力を計る指標で比較できるものがあれば、ぜひ教えて下さいませ! よろしくおねがいします。
お礼
助け船をどうもありがとうございました! >RISCチップが有利な結果になります。 なるほど、超大ざっぱな解釈が許されるならば、それでRISC登場当初の誇大広告(笑?)になっていた訳ですね。 そうすると、連綿と続くコンピューターの歴史にあたって、幾度かアーキテクチュアの大改革がありましたが、それに伴い「CPUの速度計」にあたるベンチマークソフトも、別々のものにならざるを得ないから、「CPU速度年表」という具合に一枚の一覧表にするようなことはもともと不可能だった訳ですね! 乗り物の歴史などであれば、時速や馬力、等の時代や構造に左右されないベンチマーク指標がありますが、コンピュータは改革が起こる度にモノサシの尺度も変わってしまう、という理解になりそうですね?