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おすすめの300Bは
300Bシングルアンプのキットを自作しました。出力管は付属してなかったのでとりあえずEH社のものを購入しましたが、音が硬いというか私の好みではありません。そこで球の交換を考えているのですがどれがいいのかわかりません。おすすめがあったら教えて下さい。本家のWEが良いのはわかりますがそれほど予算はありません。 また、プレートがメッシュになっている管は何がいいのですか?そして、ナス管て何ですか?教えてください。よろしくお願いします。 PS.音の好みは透き通ったきれいな音で味があるものです。聴くのは主に女性JAZZボーカルと80年台のロックです。
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はじめまして♪ まず最初に、管球アンプだから、音が柔らかい、という妄信は避けて下さい。 どんなに良いアンプでも、スピーカーの個性が変わる事は無いのですし、管球アンプでもデジタルアンプよりも固くてシャープなイメージサウンドは実現可能です。そして、出力管だけが音の傾向を決めるワケでは無く、全体のバランスに依ります。 エレクトロハーモニクスブランドは、比較的評価が良いのですが、製造年代やロットにより、やはり微妙な違いは存在します。 メッシュが良いとか、板が良い、、なんて言うのも、多数を使ってみて、そういう「傾向が有る」というダケで、購入出来た固体が、一般評価と同じ印象の音を奏でてくれるかどうかは、また別なのです。 ウエスタンエレクトリック時代は、300Bは販売しませんでした、機器も消耗品もリース契約として、個人では入手が出来ない「幻の球」と言われた時代が有ります。 おそらく、相当数の中から選別された球を使い、選別漏れや使い古しを潰し切ったので、音が良い銘球と認知されたのかもしれません。 ウエスタンエレクトリックは、アメリカの法律で強制解体された企業です、この意味では、コンピューター業界のApple社が無くなれば、Microsoft社は法的に解体される企業なのです。 さて、余談はさておき、こんな事情なので本家が解体され、数社に分割された時から、保守部品として正規ルートからこぼれた物が市場に出回るように成り、それらが今でもヴィンテージのオリジナル管として珍重され、非常に高価なのです。 (一時期、復刻版として一般市場向けに再生産されました、出荷数の多くは欧米では無く、日本や中国のアジア圏、中東などが多かったそうです。日本はダントツだったそうですよ。) 300Bの音味は、管球内の構造部が振動し、これが美味しい響きが得られるのです。 内部振動がたまたまズレてしまうと、心地よく感じない響きが追加され、芳醇な音は得にくくなります。 まぁ、一部には複雑な無用振動が多過ぎて、音の芯が活きて来ない、全体的に混濁しているため、キツイ音が少なくて、この音を柔らかい音、と勘違いする人も、わずかですが存在するようです。 高価な球が良い/安い球はワルイ、なんていうのも、極端な話で、高価でも良く無い音の固体は有りますし、安価な球でも選別すれば序人に取って至福の音を奏でてくれる固体が存在するのです。 なお、「ナス球」とは、ガラス管の整形技術が低い時代に、電球に似た形状の、部分的な絞り込み整形等がほとんど無い形状を言います、300Bの前身、300Aはナス球ですね。 なお、多くの多極管では、管球外壁(ガラス部)に防振等の手を加えて音質変化を楽しむ、という手法も有りますが、3極管シングルでは、管種に依る固有音の味を楽しむ、という方向が主体なので、あまり管球自体に手を加えない傾向は有ります。 でも、新しく球を買うよりは、おそらく安価に試せる範囲でしょうから、気が向いたら一度は試してみても良いでしょう。 実際に自分で聴いた訳では無いのですが、個人的には昔の日本企業が造った、岡谷のHF-300Bという球が気になってます。(入手出来ないもんなぁ。。。。少なくとも私にはムリ)
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- adenak
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NO.1ですが、ご購入されたエレハモの300Bは動作中青い蛍光を発していませんか。新しく真空度も高い球には良くある現象ですが反面エージングが十分なされていないという事です。エージングが進むにしたがって蛍光も少なくなり音もこなれてきます。出来ましたら十分使い込んだ300Bを借りて聴いてみてはいかがでしょうか。 又、OPTも海外製ですがエージングに100時間必要なものも有るようです。それがそのまま質問者様のKITのOPTに当てはまるかどうかは判りませんが、OPTにもエージングによる音の変化は有るという事です。今は未だ新しい者同士で熟成されていない音なのではないでしょうか。 前の回答に300Aがナス管だったと有りましたが私の記憶では袴部分の違いと、300Bより少し大きいけど形状は同じものしか見たことが有りません。ごく初期の物がナス型だったのでしょうか。 それにしても本家の球は高価で手が出ません。本家でなくとも結構高いですけど。
お礼
お返事どうもありがとうございました。 エージングのことはわかっているつもりです、実は、昨日、KRの300B Baloonを買ってしまいました。見ためはどっしりとしていて重さもあるしガラスは分厚くてとても堅牢な造りであることがわかります。比べるとEH製がおもちゃのように見えます。肝心の音はどっしりとした重厚な音になりました。大変気に入りました。これから一生大切に使っていきたいと思ってます。
こんにちです。 トライオードの球が柔らかくて好みですが、80年代のROCKを聴くのですか? 実は私も80年代のハードロックはよく聞きます。 ROCKっとなると、EHはマッチしているような気もいたします。 jazzボーカルはトライオードかな。っという感じです。 差し換えるのも楽しいかと思いますが。 それとも曙光電子の300Bなんてどうでしょうか。
お礼
お返事どうもありがとうございました。せっかく教えて頂きましたが、少し中国製には拒否反応があるのでそれ以外でさがそうと思います。どうもすみません。
- adenak
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http://www.anc-tv.ne.jp/~suzuki3/amp_12AX7_300B_rofucin/World-excellent-tube300B.html←この辺を参考にしてみて下さい。手に入らない物も有りますけど。 メッシュプレートの良い処は私は解りませんがニッケルプレートは大体メッシュの様ですね。ナス管は見ての通り野菜のナスに形が似ているからです。ナスにも色々形状が有りますけど長過ぎず、丸すぎずですかね。
お礼
お返事どうもありがとうございました。教えていただいたリンクは私もみたことがあります。やっぱり文字では音は伝わらないんでしょうか?実際に試してみるしかないようですね。
お礼
どうも、お返事ありがとうございました。勉強になりました。やはり実物を聴くことが一番なんですが、地方のため無理です。それで自分でも専門誌を見たりネットをみたりして調べています。今のところの第一候補はKR社です。技術力も高く素材も良いように思えます。それでは、またよろしくお願いします。