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政党制にかからず、国民の意見って多様？
アメリカの共和党であれば、 所得が高めであるいは自由なビジネスができる→自由主義で保守の共和党に投票 キリスト教の信条→理性でないので共和党に投票 国家など→ネオコンなどで現在は共和党に投票 など2大政党制でも政党が意見を集約しているだけで、投票する動機は多様ということは意見が本来多様ということでしょうか？ 欧州では比例代表で穏健な多党制で連立で意見を合意しながらやっているというように形が違っても多様ということでしょうか？
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”所得が高めであるいは自由なビジネスができる→自由主義で保守の共和党に投票 キリスト教の信条→理性でないので共和党に投票 国家など→ネオコンなどで現在は共和党に投票” ↑ 米国人の投票行動については各種の調査が行われて 来ました。 ・研究当初は、ひとは属性によって投票行動をする という説が有力でした。 ビジネスマンだから共和党、というのがそれで これをコロンビアモデルといいます。 ・その後研究が進み、ひとは心理的共感により 投票する、という説が有力になります。 キリスト教原理主義だから共和党だ、というのがそれで これをミシガンモデルといいます。 ・現在最も有力なのはひとは、己の利益になるかどうかで 投票する、というものです。 移民が民主党を支持する、というのがこれです。 ”２大政党制でも政党が意見を集約しているだけで、投票する 動機は多様ということは意見が本来多様ということでしょうか？” ↑ そりゃそうですよ。 何億もの国民の意見が、たった二つに集約できる はずがありません。 また、二大政党制は少数意見を無視する、という欠点も あります。 以下は２０１２年度米国大統領選の結果です。 意見といっても、其れは政治的意見ではなく 肌の色に基づく感情による意見だということが 解るでしょう。 オバマさんが大統領になれたのは黒人だったからです。 ○２０１２年 大統領選挙 （人種別、誰に入れたか） オバマ ロムニー 白人 ３９％ ５９％ 黒人 ９３ ６ ヒスパニック ７１ ２７ アジア ７３ ２６ ○米国の人種構成（２０１０） 白 ７２，４％ ヒ １６，３ 黒 １２，６ ア ４，８
お礼
きちんとした理論を教えていただいてありがとうございます。 政治学でいわれているコロンビアモデルやミシガンモデルというのがあるんですね。 投票行動の理論を学ばないといけませんね。 ご回答ありがとうございます。