脳神経外科医です。
他の方々が回答されているように、脳神経外科を受診されるのが良いと思います。
ストレスなどにより一時的に顔面のピクつきが出ることはありますが、1年も症状が続いているとなると「(片側)顔面痙攣 hemifacial spasm」の可能性が考えられます。
(片側)顔面痙攣は、脳神経の一つである顔面神経が脳の真ん中にある脳幹から出てくる辺りで血管に圧迫されて起こるものです。
治療法は主に3つで、まずはリボトリール(一般名クロナゼパム)という抗痙攣薬を内服します。内服して症状が改善すれば薬をやめることも勿論できますが、やめると再発するような場合は長期に継続しなければいけない場合も少なくありません。
内服薬で症状が改善しない場合は、ボトックス注射、或いは手術(微小血管減圧術)を行うことを検討します。ボトックス注射は目の周囲の筋肉にボツリヌス毒素を注射する治療法です。手術に比べてリスクは少ないですが、その効果は一時的です。
手術の場合は、後頭部を小さく開頭して小脳の脇から深部に入り、直接顔面神経に当たっている血管を神経から外します。脳神経外科医が全身麻酔で顕微鏡下に行う手術です。
以上より、顔面痙攣であれば、「くすりが無い」わけではなくきちんと治療法が確立している疾患です。脳神経外科を受診してきちんと診察してもらうのが良いでしょう。
尚、他の方が回答されているように顔面神経が脳幹から出てくる場所に腫瘍ができて症状が出現してくることも無いわけではありませんが、その頻度はかなり低いと思います。
お大事に。
お礼
回答ありがとうございます、分かりました。近々、脳神経外科を受診します。何処の病院に、行っていいのか、分からなかったので、助かりました。この、症状が、出た時は、一時的な事で、すぐ治まると、思っていました。1年も、続くとは、思いませんでした。投稿して、良かったです(^o^)/