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レザークラフトのコバ処理方法について
- この記事では、レザークラフトにおけるコバ処理の方法と注意点について紹介します。
- コバをピカピカにするための手順や使用する薬剤について説明します。
- また、コバを着色して美しく仕上げるための工程や使用する塗料についても解説します。
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こんにちわ。 >床面同士貼り合わせたヌメ革のコバを処理すると仮定します >2枚が張り合わさっているのがわかります。 この前段階の、裁断が重要。 貼り合せの場合、裁ち落とし分を含めた革を使い。 貼り合せてから裁断する。 2枚の革の床面は、床面処理しないで、サンドペーパーで荒らしてから、 酢酸ビニル系接着剤でべた貼り。しっかりローラーなどで圧着。 完全乾燥(24時間)してから、型紙を置き、スッパリ裁断すれば、 2枚革ではなく両面吟面の1枚革に見えます。 なので、複数枚の貼り合わせが最後に必要なときは、 型紙の段階で予めどこに余白を取って裁断するか考える必要があります。 余りに枚数が多いときは片落とし。1枚=概ね表革を仕上がり線で裁断し、 残りを余白つきで貼り合せて、仕上がり線をガイドに裁断します。 エルメスさんの動画で参考にどうぞ。(中盤あたりでカットしてます) https://www.youtube.com/watch?v=QqCd77u8-hg この動画で使用されている革はシュランケンカーフです。 ですので、コバの仕上げは顔料+染料+α混合にコテ仕上げ。 イリスなどのコバ処理剤は、基本的にクロムなどの磨きができないものに使うと思ってよいです。 原材料は主に樹脂と顔料です。コバミラーは、樹脂のみ。 トコノールは酢酸ビニル系の樹脂とワックスの混合です。 ヌメの場合・・・・目止め液は不要。 磨きだけで十分で、コバ着色にはローパスバチックなどの染料を使います。 ヌメの場合は、パーツをあまりいじらぬうちにできる所はすべてコバ処理を済ませます。 トコノールは色もついてますから、ヌメの色をそのままで仕上げたいときには不向きです。 その場合はCMCかふのりで。やすった後はスリッカーやヘチマと水だけでも十分に艶が出ます。 その後ストッキングで磨き、トップコート仕上げ。 >イリスコバミラーとCMCとコバスーパーをまとめ買いして、送料無料にしようかと企んでいます。 できれば、コバ処理剤は異種混合しないで。相性があるので剥離しやすいかもです。 コバスーパーは容量少ないですし・・・イリスは混色できます。 同じイリスで揃えるなら・・・ここが小分けでお安くて色も豊富。 http://l-phoenix.shop-pro.jp/?pid=14523092 ちなみにコバ処理剤は小分け推奨。(ふたを開けたままや皿だと乾燥固化します) マニキュアの空き瓶が刷毛もついてて便利ですよ。 クロムやコンビなどには使うと思いますので参考まで
お礼
返事おそくなりました。 ご回答ありがとうございました。 革の種類で薬剤を使い分けるということがよくわかりました。 参考動画のエルメスの職人さんもす、すげーと思いながら見入ってしまいました。 接着剤で貼りあわせていましたが、ハンマーでガンガン叩いたりまではしていませんでした。 動画を見て思ったのが、コバは磨く以外での作業(段差、形を整えるなど)は、手っ取り早く終わらせるのがいいのかなと思いました。 作業を時間をかけすぎるとかえって、コバがふにゃーとかぼこぼこになるのかなとおもいました。 なので、おっしゃる通り、今度財布等を作る時、ちょっと大きめに型をとり、きれいに貼りあわせて、スパッと切ってなるべくヤスリをかけないようにつくってみたいと思います。 あと、イリスを買おうと思ってましたが、クロムなめしの革で作る予定はまだないのでとりあえずCMCを買おうと思います。 アドバイスありがとうございました。