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タイヤ
高速道路走るとタイヤはずれる原因は何だと思いますか 宜しくお願いします。
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はじめまして。 過去も様々事例があるのですが近代に多い主要原因はいくつかあります。 ただ、一番は生産側もですが、使用側(整備側も含む)の不適切な使用や作業内容、管理不足が起因となる例が多いのではと存じます。また、整備側と生産側の使用状況のレビューや協調が必要です。 (1)構造強度の不足、設計ミス 車輪を固定するボルト(クリップボルトと言います)や、車輪を受け止める部分を担うハブという部品の強度不足(過去高速道路でトラックのホイール脱輪で死亡事故し大問題になった件)。これは論外ですけどネ。 その後ごく近年もボルトの構造設計不良でリコールがありました(トラック)。その他さまざまな部位のトラブルがあるでしょう(動力伝える車軸のベアリングと言う部品の劣化や耐久性なども)。新規設計品の場合、軽量化や構造変更、コスト低減による検証・評価不足も時にはあるでしょう。 これはメーカー側の基本設計や耐久力の考慮が問題の場合と、実績経験や試験も踏まえ評価しても想定外の状況があります。前者は一般には初歩の不適合ですが、後者は素人ではなおさら明確には出来ない。構造解析や、余寿命評価でも限界はあるし、実際の耐久試験を多々行っても?過去の実績を踏まえた設計でも時には不適合もあります(そのためのリコールで必死に改善)。日々進歩し材料も構造も改善されつつあるのですが・・・。 また、ダブルタイヤのような場合、ホイールの合わせ目やホイール自体の構造の問題もありえます。 (2)タイヤ空気圧不適切による変形に伴う破損 タイヤの空気圧が低減しているのにそのまま乗るので、タイヤが形状を維持できず回転力によって変形することで強度が著しく落ちてバーストや、タイヤが外れる事例(スタンディングウェーブ現象)。最悪はタイヤが外れるような過大な力(応力と言います)によってタイヤを固定するボルトやハブ、その他の駆動系の部品の損傷を伴って構造が破壊されて脱輪。 (3)路面の異物を拾ってタイヤへの損傷に伴うバーストやエアー抜けによる(2)の現象での脱輪 (4)ホイール固定ナット締めすぎ。 最たる例は現代、工具でエアーインパクトレンチ(空気圧でねじを締める工具)の空気圧設定が不適切で本来より締めすぎている。手締めもあるかもしれませんが。この後で確認のトルクレンチで管理も既に規定以上で締結しているとわからない(最初から絶対外れないような規定以上のパワーで安直に組み付け。実際、普通車でも時々作業が悪いとホイールナットが外れない例)。締結力が規定に対し強すぎて部品の材料強度が耐えられずボルト側の破損など。確かトラクター等も同様の事故事例がある。 まして、ナット締結の方法(順番)が不適切で全ボルト指定範囲内で均等でない場合、締結力の強いボルトの折損かそれを起因に周囲の締結力が弱いボルトが緩んだり、ガタのような症状が生じ振動が生じ不均等な力が出る事で最終的にボルト折損に繋がる (5)ホイール固定ナットゆるみ。 (4)の逆。手締めか?手締めやエアーインパクトでナット締結するも締結力の管理がされてない(トルクレンチによる最終設定)。また、ボルト締結の方法(順番)が不適切で(4)同様に不均等による破損、もしくはナットが緩み外れての脱落。 (6)車輪の回転バランスの狂いを無視しての使用 ホイールとタイヤ組み付け状態(=車輪)でバランス取りしますがその時の不適切か、走行中にバランス取りしたウェイトが外れたりすることでアンバランスが生じ、回転が円滑で無くなり、アンバランスで振動が出る事で、慢性的な疲労を生じます。これが各部品や締結部に起因して緩みや金属材料の疲労を伴い最後は破壊させます(振動の周波数によって部品の共鳴現象による固有の振動で破損も起きる)。ドライバーの日常確認や運転時の異常を察知する事が必須。 (7)ダブルタイヤの取り付けの不手際 設定・組み付け方法や作業の不適切(経験不足や認識不足)。 (8)過積載 規定以上の重量も含む経年使用によって、設計設定以上の負荷により強度が不足したり、部品の劣化(疲労)に伴う破壊。 (9)ホイールが歪んでいる。 ホイール自体の問題もありますが、より近い原因が駐車時等にホイールを路側のコンクリ等に想定以上の衝突や無理に乗り上げている時。ホイールは回転に対する垂直方向(道路の凸凹)には耐力があるけれど、側面からの力には非常に弱いです。これでホイール締結のバランスが狂い、ホイール自体の歪みによるアンバランスに伴う(6)のような起因にもなります。 (10)整備側のレベルや車検や点検に際する費用面での使用側の問題 作業側のレベルでは作業内容の妥当性や安全徹底が実施されているか?経験値や現状確認による最適評価が行われているか?です。一方、使用側も経費節減による整備費用を抑えたり無理な車歴の延長をする扱い方。またその認識が使用側も整備側も薄れれている事もあるようです。 ♪----------♯----------♭----------♪ 他にも様々原因があると思いますが・・・ここで一番目につくのがよく新聞で構造不良等が報道されますけれど、それより身近は使用側・整備側の不適切な対応です。(2)~(10)がそれに当たります。トラブルの起因の多くが取扱いや管理・・・家電品も工業製品も残念ながら散見しています。 そして特に普通車よりトラック等の商用車の事故が年中起きている原因・・・商用車は一般者よりも使用条件が過酷(過積載等の違法もあり)。走行距離も一般的ですが普通乗用車の2倍以上は軽く走る。車両も積載荷重や用途、耐久性の都合重くなる分、各部位にかかるストレスも元々過大傾向。 路面含め過酷条件で継続的な使用はそれだけ破損する確率が高く、経年で無理な使用や作業不適切や点検を怠っていれば事故の確率は高くなります。 特に商用車は安全厳守のために運行前点検を実施します。車検も殆ど毎年。 例えばよく商用車でホイールのナット部分にカバーを付けている例ありますが、本当に管理されている?本来は其々会社や個人の規定によって随時点検します。もちろん定期的なトルクレンチによる増し締めもするし、その前にも目視で緩みの確認(マーキング・ナットとホイールに印をつけてずれがあるか)やハンマリング(ハンマーでたたいて緩みを音で確認する。上級や専門的ですがプロは周知)。 ホイール組み付けの時でもエアーインパクトレンチの空気圧を適正にする、ホイール組み付け面もきちんと清掃し密着させる・・・etc 車検時の消耗部品の交換や推奨への適宜・先手の対応もしかりです。 愚例で同業ではないですが、基礎設計や構造や裕度、実作業含めての多々で総点検の例もあります。その時生産側、使用側、整備側の意識や対応が無いとトラブルは再発する・・・使用側も認識・意識を持つ必要性です。モノに完全無欠は存在しない。不良率を低減できてもゼロにはならない現実です。 生産側の構造の問題は勿論、日常の使用者側、整備側の認識や適切な対応や使用、現象の理解が必要です。そして、生産側はより整備側の現場の意見の取り入れも必要ですし、車検内容もより最適化や指導徹底化が必要と思います。 長文過ぎで纏めが悪くすみません。参考になれれば幸いです m(__)m
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- keirimas
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tier(疲れさす…)による
お礼
ありがとうございます。
- Nannette
- ベストアンサー率26% (1499/5697)
過去には、高速走行で高速回転となると、タイヤが強度不足ゆえにホイールから外れるなどといった信じられない事故もありましたし、車輪のスピンドル、つまり車軸が折れるとか、車軸にホイールを固定している抜け止めのリングが外れて、車軸からホイールが外れてしまうなどといった事故も案外多かったものです。 ただ、今日では高速走行中にタイヤが外れるという事故はきわめて少なく、また、発生した場合の原因は、その多くが整備不良です。 まず、普通車をはじめ車種に共通して多く起きる原因としては、バースト(パンク)があります。クギなど異物を踏んだり、比較的やわらかいタイヤのサイドウォールに何かの原因で切り傷をつけたりした結果、空気が抜け、そのまま走行していると、張りを失ったタイヤが波打つように変形を繰り返し、やがてタイヤはちぎれて吹っ飛んだり、全体がホイールから外れてしまうというトラブルです。 つぎに多いのは、スタンディングウエーブ現象です。空気圧が規定よりも低くなっている場合には、とくに高速走行ではタイヤが波打つように変形を繰り返します。その結果、ゴムに劣化が生じて、やがてタイヤはちぎれて吹っ飛んだり、そのままホイールから外れてしまうというものです。このトラブルも案外多いものです。 次はホイールナットの緩みです。つまり、ホイールナットが適正なトルクで締め付けられてなくて規定値よりも緩んでいますと、その緩みによって、ナット一個が極端に緩むと、ホイールにとても微妙な異常振動が発生し、その振動で次々に他のナットにも緩みが広がって、最後にはタイヤごとホイール全体が脱落に至るというわけです。 また、逆に、ナットの締め過ぎも脱落の原因になります。規定値以上に締め過ぎたナットはボルト側に強すぎる引張り力を発生させます。そして走行による振動によって、引っ張り力は激しく強弱を繰り返します。このため、ボルト側がやがて金属疲労によってポッキリ折れてしまい、一本折れると、ほかのボルトにも影響が広がって、やがて全部のボルトが折れて、ホイールが外れてしまうのです。 あとは、メーカー側の設計や製造上の欠陥。タイヤやホイールには計算では解決できないさまざまな応力がかかります。そして、車輪全体に強度が不足していた場合には、走行中に突然車輪全体が外れてしまう事故につながります。普通車ではほとんどありませんが、大型トラックでは人身事故に至ったこともあります。
お礼
ありがとうございます。
- mrst48
- ベストアンサー率9% (303/3050)
ホイール取り付け時、ナットをちゃんと 締め付けていなかった。 貨物車の長期間の過積載での ボルト破損。
お礼
ナットというのは締め付ける度合いは決められているのですか トルクレンチとかは使う必要もないのですか。 貨物車の後方は走りたくないですよね、なぜなら横転すると 避けるのが困難だと思う。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3892/25656)
パンク&バーストしたら外れるね
お礼
日本でも高速道路に異物とか落ちていますよね 根拠として、とてつもなく大きいのをよけたことあります それが何かは確認できませんでした。 タイヤ溝ないと車検受かりませんよね。
- -9L9-
- ベストアンサー率44% (1088/2422)
そんなことは整備不良でもない限りめったにない。高速道路を走ればタイヤが外れるなら、だれも走らない。
お礼
ニュ-ス見たりしないのですか。
お礼
ありがとうございます。