#3です。
どの車が高級車か、本当に高級車と言えるかは評価者によっても変わってくるので、マークIIやクレスタを高級車と言い切るのは難しい問題ですが、
少なくともハイソカーが流行った当時は、日本も今ほど豊かじゃないし、マークII・クレスタの上にそれほど多くのさらに高い車があったわけではありません。
ですから、当時は高級車と認識されていたと思いますし、ターゲットとしていた若者層には十分高級車と写ったと思っています。
ベンツだって、まだ190クラス(今のCクラス)は発表されていないし、ましてAクラスやBクラスもありませんでした。
当時の貨幣価値、経済水準と車の価格を考えると、ハイソカーは売るための手法であったとしても当時の若者が誰でも新車で簡単に買える大衆車をハイソカーとは呼んでいなかったと思います。
これは想像ですが、バブル経済に突入して、ハイソカーと呼ばれた車が簡単に買えるようになって、ハイソサエティじゃなくなって、ハイソカーという言い方も次第に消えていったと思います。
ですから、少なくともハイソカー全盛の頃は=高級車に近い感覚であったでしょうが、今同じマークII(マークX)が高級車かというと、
そう思う人もまだまだいると思いますが、それ以上に高い車が当時よりずっと増えたので、相対的に大衆車になっていった気がします。
お礼
なるほど。ハイソカーって、大衆車の内装だけを高級にしただけで、エンジンや内装以外の品質は大衆車なんですね。