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吉方位で買った御守りについて 教えてください。
お世話になります。 以前、厄年だった事もあり、数年前に年に数回の最大吉方位日にある神社にて厄払いをしていただきました。 無事に厄年を終え、お礼を兼ねて頂いたお札をお返しに行こうと考えております。 厄払い以外にも通常の御守りも購入したのですが、吉方位日で購入したものは、その後もパワーが強いと聞きますが、持っていた方が良いでしょうか? 通常の御守りは一年ごとに新しくすると思いますが、教えていただければと助かります。 よろしくお願いいたします。
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昔、お守りは生まれた時に氏神様で頂いて、死んだらお棺に入れたものでした。 現代、その様な習慣は薄れています。そして御守りには三つの種類があります。 ひとつは『一年護り』、これは毎年更新する御守りです。この起源は毎年御師という神社から派遣された人が、全国をめっぐって御神札を配った事によるといわれています。御師はこのほかに講(信徒団体)の参詣の計画・手配なども行ないました。 実際にはサンタじゃあるまいし、必ず暮に全国を回れるはずもなく、ただ、一年ほどでということ。起源は明治天皇が発案されたという神宮大麻の配布から始まっているようです。 次が満願守り。これは受験や病気平癒など願いが叶うかどうかではなく、結果が出た時点でお返しするというもの。受験なら合否に関係なく発表の日を過ぎたらお返しします。病気平癒では退院とか治癒とか、或いは死亡でも遺族が返します。恋愛では見合いの結果が出るときなどを満願とします。 しかし病気や良縁では一年以上かかる場合もあり、このような場合は一年ごとに取り替えてもいいわけです。 受験でも高校の2年からとか1年から大学を決める場合があります。この場合は2年、或いは3年間持っていることもあります。 三つ目は一生守り、遠くに離れてしまう人の安全を願う場合などに用います。 厄年の災難避けであれば満願守りです。ですから厄が明けたらお返しするのが定式です。 神様に吉方はないです。それは方位を見る人なら常識で、その理由もあります。 しかし、貴方の聞いた人が吉方で行くと良いと言ったのならそれでイイと思います。 別にお守りを一年を超えて持ってはいけないという理由もないので、ずっと持っているならそれでもいいでしょう。一生守りだと思えばいいんですから。 ちなみに気学では先天盤という天の理を表わす方位盤があり、これには中央がありませんし、星は巡りません。天の中央には神が宿ります。従って星の運行がないので、神には方位がないと考えるのです。 なので吉方で行ったほうがイイというのなら気学とは無関係の方位学だと考えられます。
お礼
詳しく、教えていただきまして本当にありがとうございました。 色々と大変でしたが、なんとか厄年を終える事が出来たのでお札と厄払いの御守りはお礼を兼ねてお返しに伺いたいと思います。 その他に購入した御守りは、まだお願いが続いている事もあり持ち続けたいと思います。 神様に方位は関係ないのですね。 方位ばかり気にしておりましたが、ご縁があり伺う事が出来ましたのでまた、参拝したいと思います。 ありがとうございました。