この世を貪って何が悪い
30代の女性です。
このたび結婚が決まり、仕事を持っていましたが、退職することになりました。
相手は、大学時代の同級生です。
彼と再会してから、嬉しい反面、なぜこの人と、こんなに長く離れなければならなかったのか、後悔に囚われています(大学時代彼は私を好きでいてくれ、私もそれに応えたい気持ちはあったのですが、なぜか二人は離れてしまいました)。
私はもともと社会で働くことには興味はなく、家庭に入ることを漠然と夢見ていたからです。
私は社会人になってしばらく経ってから、予知夢というものを見るようになりました。
予知夢を見るようになってから、「宇宙の意志」というものを感じるようになりました。
よく見る予知夢の一つに、私の仕事がありました(3年ほど前からこの予知夢を見るようになりました)。
私は、ある仕事を引き受け、それが社会の役に立つようです。
もしそれが成功したなら、甚だ大袈裟ですが、発展途上国の地域の人々の医療に、地味に貢献できます。
私は生来不器用で、この世の殆どのことが、普通の人よりできません、その代りに、ある特殊な事が多少得意と言えます。上記のことを成し遂げるには、その得意な点を生かす必要があります、しかしそれには、ある程度の社会経験が必要となると思われます。
私は、自分がそのような仕事をするはずもない、ただの夢だ、と思っていました。
しかし彼との結婚が決まってから、上記の仕事の話が実際に私に回ってきました。
その仕事を引き受けることはできましたが、結婚を理由にして断りました。
ここでその仕事を引き受けたら、私の人生は、その仕事をさせられるためにあるように思えてきて、なんだかとても許せなくなったからです。
「この世は学校である。幸福よりも不幸の方が良い教師である」と偉人が言い残していますが、私の人生は、その仕事を成し遂げるための力を身に着けさせるために、社会経験を積ませるように導かれたような気がしています。
私に社会経験を積ませるために、結ばれるべき彼との結婚を後回しにされた、「その仕事のために、私の女性としての幸せが長く奪われた」、そんなふうにしか思えてならないのです。
「私の「魂」が、私がその仕事を全うすることを望んでいる」としても、魂を私の意識が自覚できないので、それは無いのと同じです。
私が予知夢を見ていなければ、「社会で経験を積んだご褒美に、結婚と仕事が私に巡ってきた!」と喜んでいたかもしれません。
予知夢を見ていたので(この世の出来事に、宇宙の意志を感じさせられることが多かったので)、社会経験を積ませるために彼と一度別れさせられた、と思えてなりません。
彼と再会してからは、これまでに自分が失った時間の大きさを感じて、気持ちは、再会する前より不幸です。喪失感が、たまらなく辛いです。
彼と早くに結ばれて、そのまま家庭に入り、そのまま死んでいきたかったのです。
私が欲しかったのは、女性としての幸せだけです。
それ以外は何も欲していませんでした。
多くの女性が叶えている幸せなのに、私にはそれは与えられず、彼と長い間引き離され、社会で修行ばかりさせられて・・。
若い時からずっと幸せで、何の学びも気づきもなくても、私はそれでよいのです。
社会で何も成し遂げなくてもよいのです。
どうしようもない人間で、社会の役にはまるで立たず、そのままこの世を貪って死んでいければよかったのです。
発展途上国の地域の人々の医療なんて正直どうでもいいのです。
私のとって人生は、「遊園地」であってほしかったのです。
宇宙が恨めしいです。
お礼
ありがとうございます。 しかし、人間は本能だけでなく、頭で考える生き物なので。