1、ウクライナ、ロシア
ウクライナは1991年 ソ連崩壊により独立した国で
国民は民族などの違いにより、ロシア寄り、とEU寄り
に別れています。
ロシア寄りの大統領ヤヌコーヴィチは
ロシアへの接近をはかり、予定されていたEU加盟調印を延期したため
EU入りを望む野党、国民のデモが発生し警察と衝突。
犠牲者が多数発生したため、国民が反発し西側諸国が非難。
これを契機に、軍警察がヤヌコーヴィチの指示を
無視するようになったため、危険を察したヤヌコーヴィチ逃亡。
ウクライナには、クリミヤというロシアの軍港があり
多くのロシア人が住んでおります。
ロシア寄りの大統領が逃げたため、
クリミヤのロシア人保護を口実にロシアが介入し
実効支配しました。
そして、ロシアに編入されるかの住民投票が行われ
圧倒的多数で編入支持。
クリミヤの独立が認められそうだ、ということになり
ウクライナでロシア人が多い東部の住民が独立
運動を起こす。
選挙で選んだ大統領を、暴力で追い出し新しい政権を
樹立したのが現政権。
なら俺たちだって、同じ事をやっても許されるだろう。
いっそのこと、独立してロシアに編入してもらおう。
てことで、ウクライナで、ロシア寄りの住民と
EU寄りの政府、住民との間でケンカしている訳です。
2,イスラエル、ガザ、パレスチナ、ハマス
ユダヤ人は祖国無き民、といわれ、国がないので
悲惨な目に遭ってきました。
それで、戦後ナチスの迫害から生き残ったユダヤ人が
パレスチナに結集し、パレスチナに住んでいる人を
追い出して、イスラエル、という国を建国しました。
1948年のことです。
追い出されたパレスチナ人はホームレスにされ、
あちこちに分散して住むようになり、その一つが
ガザです。
追い出されたパレスチナ人は数百万になり、土地を
取り返そうと、イスラエルにテロ活動をし続けます。
現代、そのテロをやっているのがハマスです。
今回の騒動は、イスラエルの少年が殺害され、ハマスが
やった、ということでイスラエルがパレスチナの少年に
ガソリンを飲ませて焼き殺した、という事件が発生しました。
これら一連の報復活動が騒動の発端です。
ハマスはイスラエルにロケット弾を打ち込み、負けじと
イスラエルも空爆などで報復します。
昔はエジプト大統領が仲裁したのですが、今のエジプト
大統領はハマスが嫌いなので、仲裁できる人がおらず
長引いているのです。
お礼
どうもありがとうございました。勉強いたします。