もともと、モジュラーとは、
Modular : 規格寸法の、基本単位の、ユニット状の
という意味の形容詞です。
要するに、先端の、モジュラージャックそのものが、互換品を使っているので、それの受け口であるソケットに差し込める、という意味合いだと思えばよいです。
それが転じて、そのような規格のケーブルをモジュラーケーブルと言い、その先端のパーツをモジュラージャックと言うようになったと思われます。
ですから、ソケット側も規格品なので、「モジュラーソケット」という言い方ができると思います。
いくつかの規格がありますが、主に電話機の電話線用途の、6芯(電線が6本収納。規格名RJ-11等)のものと、所謂、LANケーブル用途の、8芯(電線が8本収納。規格名RJ-45)が一般的です。
しかし、規定しているのはジャックやソケットに関するハードウェア的な規格のみなので、その気になれば、通電など、異なる用途に使っても構わないので、意味が広いと言えるでしょう。
情報コンセントは、住宅の壁にある電源コンセントと同じサイズの規格の、RJ-45の8芯モジュラージャックを差し込む受け口のことで、情報ネットワーク接続の用途専用になります。