私に言わせれば、日本の政府の税収は、汚いやり方をやっていると言わざるを得ません
所得税や住民税を支払うのは国民としての義務ですので、それはやぶさかではありません
私が納得出来ないのは車に関する税金です
御存じだと思いますが、ガソリンには暫定税率と言う税金が掛けられています
これは、日本の高度成長期時代、道路の補修や整備をする目的で
ガソリンに掛けられた特別税で道路特定財源制度と言います
しかし、道路特定財源制度は2008年で廃止されたにも関わらず
一般財源化され、未だに徴収され続けています
百歩譲って、道路の補修整備は必要不可欠なので
車を使用している以上、その義務を負わされるのは仕方ないと思います
しかし、道路特定財源制度が廃止され、本来の目的が無くなったのであれば
暫定税率も廃止すべきだと思います
しかし、政府は財源が減るのを嫌がって、未だに取り続けています
車は贅沢品だから、税金は取られて当然と思う方もいらっしゃいますが
その贅沢品としての税は、毎年自動車税として支払っています
それでも千歩譲って、自動車を使っているからと言う事で暫定税を認めたとしましょう
ですが、その徴収方法も汚いです
ガソリンは消費物で有る為、消費税が掛けられています
本来なら、消費税は消費する対象にのみかけられるのが普通です
しかし、ガソリンの場合、まずガソリン価格に先の暫定税率がプラスされ
その金額に消費税が掛けられます
とどのつまり、税金に税金が掛けられている訳です
本来なら、ガソリン単価に消費税が掛けられ、そこに暫定税率をプラスしなければならない筈です
その為、リッターあたり3円近くの理不尽な税金を支払わされています
リッター1円でも安さを求め、セルフスタンドに人が集中する位ですから
この金額は決して低くは無いです
半分、愚痴っぽくなってしまいましたが、何を言いたいかと申しますと
この国は、税を増やす事は簡単に行いますけど、一度増えた税を
再び無くすのは非常に困難だと言う事です
この先、この国は様々な税を増やそうとしています
(一説によると、死亡消費税を作ろうとしているとかなんとか…)
そうならない為にも、今一度、税に関して敏感になり
国民に不利な税は、明確に反対の意思を示して行く事が大切だと思います
お礼
とてもわかりやすい説明ありがとうございます!!