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東野圭吾さんの「秘密」について
東野圭吾さんの「秘密」を読んだのですが肝心な最後がよくわかりませんでした。結局、娘に戻ったと書いてあるがあれは妻の演技だったのでしょうか??教えてください!!
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何年もかけて計算された、妻の周到な演技でしょうね。 娘の心は、やはり最初の事故のときに死んでしまったのだと思います。 指輪を封印したことを知っているのは、主人公と「妻」だけのはず。なのに「娘」がそれをこっそりリフォームして結婚しようとしている。なぜ指輪のありかを知っていたのか? なぜ「こっそり」なのか? 答えは、「実は『妻』だから」。 「娘」として生きることを決意しても、想い出の指輪だけはいつも身につけておきたかったんでしょうね。 その妻の気持ちを知って、結局確かめることができなかった、「娘」として嫁いでいくことを許すしかなかった、そんな主人公の気持ち、切ない物語でした。
補足
やはりそうでしたか。そしたら娘に戻ったりしたのも演技ということですよね??後、指輪のことを知って知りましたよね??そこをもう少し詳しく教えていただけませんか??