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2件あります。帯状疱疹の薬とベータ遮断薬について

帯状疱疹に用いられる薬について教えてください。 帯状疱疹なのになぜ抗鬱剤が処方されるのでしょうか。 痛みを伴うと精神的にまいってしまうからですか? ベータ遮断薬(インデラル、セロケン)はなぜ喘息の人は禁忌なのでしょうか。 副作用として喘息様発作を誘発するからですか。 それとも他になにか注意すべきことがあるからなのでしょうか。 よろしくお願いします。

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回答No.2

こんばんは。 専門的なこと書き並べてもなんですので簡単に書きますね。帯状疱疹に抗うつ薬ですが、帯状疱疹自体の治療じゃなくて治った後の神経痛に抗てんかん薬のテグレトールが使われます。麻酔科のドクターは痛みにトフラニールなどの抗うつ薬を使うこともあります。精神的にまいるのでなく神経に働くお薬ですので痛みの伝達が抑制されるためです。 ベータ遮断薬は交感神経のベータ受容体を遮断して血管を拡げたり心拍数を減少させたりします。逆に気管支の筋肉(平滑筋っていいますが)はベータ受容体の刺激で拡張する性質があり、遮断してしまうと気管支が収縮してしまいますね。ここからすこし難しいのですが、同じβ受容体でもβ1とβ2がありそれぞれ1は心臓、血管、2は気管支に多くあり同じβ遮断薬でもβ1に選択性(β1に作用しやすい)薬は喘息に禁忌にはなってません。 質問の例ですと、インデラルはβ1非選択なので禁忌。セロケンはβ1選択性なので禁忌ではありません。 もっと詳しく知りたければまた聞いてください。

a311405
質問者

お礼

丁寧に教えてくださってありがとうございました。少し難しいですが理解できました。また分からないことがありましたらよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

回答No.1

1)帯状疱疹に抗欝剤が用いられるのは、恐らく神経痛に対する効果を期待してのことだと思います。神経痛には様々な薬(抗欝薬や抗不整脈薬、抗痙攣剤など)がその原因や症状に応じて使用されます。 2)喘息の人へのβ遮断薬は、気管支を収縮させる作用があるため、気管支が収縮状態にある気管支喘息患者では喘息発作を増悪させてしまうためです。

a311405
質問者

お礼

簡潔で分かりやすい回答ありがとうございました。

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