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ウォークマンのダイナミックノーマライザについて

ウォークマンS(NW-S774)の、曲同時の音量差を無くして同じにするダイナミックノーマライザ機能って、なんだか、ONにして聴くと、確かに同じ曲でもベースやボーカルなどの音量差が無くなって聴きやすいのですが、OFFにして聴いたら、確かに音量差はかなりありますが、なんだか臨場感ある曲に変わったんですが、これって気のせいですか? 逆にダイナミックノーマライザはOFFにした方が本来の曲の音を聞けますか?

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  • IDii24
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回答No.1

ダイナミックノーマライザーというのは一般に言うところのエキスパンダー、ウェブハンマー、そしてコンプレッサーというものを味付けしたものです。 原理的にはそれぞれの周波数のボリュームを上げてしかもピークを抑え、さらにリリースのタイミングまでを管理します。 そうすることで楽器それぞれの音のボリュームが上がるので小さな音の部分。つまり大きな音の後ろに隠れた音などを下駄をはかせることで、聞こえやすくしたり、音の余韻などの減衰していく音を一定の大きさに保つので聞こえなかった音が聞きやすくなり、いわゆる「良い音」に聞こえるわけです。 通常音を大音量にすれば聞こえるのですが、そんなことをすればうるさいし、音が割れてしまいます。それを起こさないような味付けでプリセットされているのがダイナミックノーマライザーです。 つまり「いじられた」音であり本来の音の生々しさは欠落していきます。 しかしながら、最近のデジタル音源のヒップポップやJPOPは、初めから録音自体がこのように加工されています。このような音楽の波形を見ると一曲丸ごと真四角な波形であることが多い。でもJAZZなどの生録音だと波形はギザギザで強弱があります。 最近の昔のアナログをCD化しリマスターしたものには音圧を上げるためにこのような処理をするものも多く、やはりアナログのほうがよかったと思わせるCDも多いのです。 よくCDよりレコードの方が音が良いとか言いますが、それはこのようにエンジニアが趣味で音を変えてしまった影響が一番大きいのです。CDとレコードの技術的な音の違いはそれほど無いのです。

TwaaSki
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。確かにダイナミックノーマライザーをONにすると、OFFのしていた時に聴こえにくかった音(ベースなど)がハッキリと聴こえるようになります。でもボーカルなどの他の音と音量が一緒になるので臨場感が無くなります。