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外国政府からの借金する意味は?
海外からお金を借りる事は歴史上も良くあります。例えば、日本は日露戦争時にイギリスからお金を 借りています。この金とはコンテナ満載のポンド紙幣が船便で送られて来るのではなくて、為替によるもので何か素人的に言えば借用書みたいなものが介在するのは理解できます。しかし、この借りたお金は日本でお札を刷るための保証みたいなものですか? 何かゴールドやシルバーなどの世界中どこにいても価値が一定なものと換えるなら分かるのですが、その昔はそれが有った事は承知していますが、今はどのように外国間の借金はどのように行われていますか?
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これらのお金は、そのまま軍艦や鉄砲の弾などに形を変えて日本に送られてくるのです。戦争時の借金は軍資金ですから、大体そういう風になります。 また日本が途上国に貸しているいわゆる円借款もODAで出している橋の工事とか、発電所の工事などに関わる日本企業や日本からの輸出品(発電機など)の支払いに回されて、借りているのは外国、貸しているのは日本でも、日本国内で企業に支払われてしまうのが普通です。 お金は借りたそばからインフラになってしまうのです。逆をいえばインフラを作ってその国が発展するなら、貸した金も確実に返ってくるわけでいい投資といえます。むしろ昔のように軍資金に貸しても負けたら返ってこないこともあるので、リスクが高いのです。 日露戦争時たしかにイギリスから借りましたが、同じ金額をアメリカのユダヤ系大富豪からも借りています。ユダヤ人は「ロシアが日本と戦争して、すこしでもロシアのユダヤ人迫害がゆるくなれば成功」と思っていたようで、イギリス同様日本が勝つとは思っていなかったようです。イギリスは日本に勝ち目がないと思っていたので、予定の半分しか貸してくれませんでした。
お礼
ありがとうございます。なかなか理解できないところで本を読んでも分からないところでした。