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政府紙幣と日本銀行券

今、われわれが、使用している、お金は、日銀が発行している日本銀行券ですが、政府が発行する政府紙幣というものも存在するみたいなのですが、この二つの違いは、その発行元にお札を刷った分が借金として残るか残らないかということらしいです。日本銀行がお札を刷れば、それは日本の中央銀行である日本銀行の借金として残るが、政府がお札を刷れば、それは借金とならないというのです。この意味がどうしても理解できません。日銀の借金ということは、いつか返さなくてはいけないのですよね?いつ返しているのですか?また、なぜ、政府紙幣は、借金にならないのですか?ご指導ください。

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  • ベストアンサー
  • ajyu7
  • ベストアンサー率55% (142/254)
回答No.1

政府紙幣は、考え方としては存在していますが、実在はしてないんじゃないですか? 借金の点に関しては、ちょっと認識にズレがあります。 現在は日銀券がいわゆる「お金」として法的に認められ、流通しています。 政府がお金を使うためには、税を集めますよね。税収が支出より少なければ、「国債」を発行して、個人や銀行などに買ってもらいます。これは国の借金ですので、返済をしないといけません。 政府紙幣は、法律で「日銀券と同じ価値」であるとして、政府が印刷して発行します。つまり、印刷した分だけお金ができるわけです。税をあつめなくても、国債を発行しなくても、好きなだけお金を使えます。もちろん返済する必要もありません。 ですから、「発行元に借金が残るか否か」ではなく、「政府に借金が残るか否か」の違いです。 政府紙幣を無尽蔵に発行すれば、インフレになりますから大変危険です。

その他の回答 (2)

回答No.3

ご質問を拝見すると、すこし込み入った様子ですね。 問題点は二つあるようです。 1)日本銀行券と政府紙幣の違い 2)銀行券の発行による、借金の存在 1)については、明治の太政官札が政府紙幣にあたります、当時は金本位制で、札の額面と金は兌換が約束されていますから、請求されれば金と交換しなければなりません、借金というものは有りませんが、それなりの準備として金の確保が必要になります。ところが日本の政府発行紙幣は発行しすぎたのでしょうか、インフレを招いたようです。 時代の流れの中で、政経分離というのでしょうか、政治と経済は別々に統制した方が良い事が、経済学の立場から提唱され、政府に変わって、各国中央銀行がお金の管理を受け持つことになります。 2)日本銀行券の発行に関して誤解が有るようです。 通貨は、紙幣と貨幣とがあり、各々、独立行政法人の印刷局と造幣局で作られますが、作られることと、発行される事は厳密に違います。日本銀行が銀行券や貨幣を発行するのは、日本銀行代理店・いわゆる普通の銀行が、日本銀行にあるその銀行の当座預金から、預金を引き出す形で発行されます。つまり、無い所へいきなりお金が現れるわけではありませんから、借金にはなりません。この誤解は、国債の発行との混同があるようです。政経分離の原則から、日本銀行は直接国債を買いません、原則、市中銀行が国債を買います。日本銀行は市中に有る債権として国債や証券を売買することにより、市中に流通する通貨の量や金利を調整しています。 尤も最近すこし怪しいのですが。国債が額面割れしたりすると困るらしいのです。 そんな訳で、日本銀行は打ち出の小槌の様にお金をばら撒くわけでもないし、そもそもそんな事をしたら通貨の信用は無くなってしまいます。紙幣や硬貨の品質や偽造を防止し、経済規模に合わせた通貨量を維持して物価の安定が日銀の目標だそうです。以上下記参考ページから書いて見ました。参考になればいいのですが。 http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/expcurrency.htm

回答No.2

少し補足します。財務的には日銀の借金というよりも日銀の負債です。民間会社が現金を持っていればそれは資産であり、立場が逆の日銀にとっては負債です。日銀は政府が発行する国債のかなりの金額を引き受けています。つまり、日銀が国債を買って、その対価としてお金が日銀から政府に渡るわけですね。

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