1.私が直接遭遇した症状は、「ネットに接続すると数分後に勝手に再起動する」というものでした。後は「やたらと内輪のアドレスに妙なメールが来る」というものも。
その他、Windowsが立ち上がらなくなった、異常に重たい、という症状を知り合いから聞いたことがあります。ファイルが消えて行く、だとか(最近はこういうシステム自体を破壊するものは相対的に少なくなっているように思いますが)。後、「勝手にあらぬメッセージを表示する」というのも聞いたことが。
2.1のようなパソコンの妙な振る舞いから発覚するケースが一つ。それから勝手にメールが送りつけられて来たケースは、アドレス詐称をしてはいましたが、送信元IPをPCに詳しい人が追跡、共同パソコンが「人のいない時間帯に勝手にメールを送信していた」ことが発覚→ウィルス発見、となったこともあります。後はアンチウィルスソフトが発見することで見つかることも。
基本的に「ウィルス」は「俺はいるぜいるぜいるぜ」と騒ぐので発見されやすいです(それを狙って作られている、という部分もありますしね・・・)。これとは異なり静かに潜入、できるだけ気づかれないようにしてこっそり情報を盗んだりこっそり操作を監視したりするトロイの木馬は更に厄介です。ただ、トロイの木馬の場合は、「コマンドプロンプト」(DOS窓)から「netstat -an」を行うと「存在だけは比較的容易に発見できる」そうです(駆除はできませんが)。が、私自身はトロイに感染した状態のものでそれを試したことがありませんので判別方法や有効性については他のもっと詳しい方に委ねます。
3.かからないための対策で私が行っているのは、アンチウィルスソフトとファイアウォールを入れ、Updateをこまめに行うこと、メジャーなメールソフトとブラウザの使用を避け、不要な機能を切ることくらいですが・・・。かかった後の駆除はかなり大変でケースバイケースです。ここにあるウィルスに感染しました!!系投稿に対する回答をご覧いただけば大体のことは分かると思います。
4.ウィルス対策が甘い人がやはりウィルスにかかりやすいです。ただし、セキュリティソフトを入れており、アップデートがよく行われていても感染する時は感染します。とはいえ、やはり対策を行っていない、あまりやっていない場合に比べ確率は非常に低くなります(とりあえず私自身のパソコンは今のところ無事に過ぎているようです、多分)。このごろのウィルスはウィルスにかかった本人より周りが迷惑することが多いですね(苦笑)。かくしてかかりやすい人は下手をすると何度もかかることも・・・OS自体をマイナーなものにすれば更に避けやすくなります。
5.通常はあまり「ない」と思っておく方が無難かと思います。セキュリティ系のものは常に「悪い事態」を想定しておくのが基本。一応「未知のウィルス」対策が取ってあることが多いですが、やはりウィルスのパターンファイル(定義ファイル)にないものに対する防衛力はやはり低くなります。ただし、探せば未知のウィルスにも強いセキュリティソフトも開発されてはいるようです(しかし不便なので大抵のユーザーはいやがる、という話も聞いています)
セキュリティ対策ソフトなしでネットに接続するということは、治安の悪い町中にある家で、無造作に貴重品を置いてドア・窓を開けて放置するようなものです。不要な窓やドアを閉め、ガードマンをつけ、あるいは鍵をつけ、あるいはダミーを置き、人の出入りと振る舞いを監視するのがセキュリティソフトです。また、この家ですが、作りにあちこち問題があり、その問題が見つかるたびになおしておかないと閉めたつもりのドアが開いてしまったり、壁に穴が開いていたりしてそこからこっそり泥棒が入れたりすることがあります。どんなにセキュリティソフトを入れていても、また、家の問題を修復していても、泥棒が上手を回って入って来たり乗っ取ったりする可能性はありますが、しかし結局、何もしないよりははるかにましなのです。
お礼
私はかなりの臆病で慎重派です。周りで対策ソフト をいれている人が何らかのトラブル(ネット接続とか システムとか)に見舞われているように見えるので す。私はwinのUPdateだけです。そのUPdateした途端に おかしくなったことも。今はそんなこともなくなった ようでこまめにしています。ウイルスソフトを売る側ととウイルスを作る側の関係を疑ってみたりもしま す。しかし周りの迷惑も考えると対策はすべきだと考 え直しました。皆さんどうも有難うございました。