昨今、騒がれている「歩きスマホ」ですが ちょっと前なら「運転中の携帯禁止」と同質の問題に過ぎないと私は考えています。
質問事項を
・歩きスマホをしますか?(Yes/No)
・歩きスマホをして何をしているか?(アプリ名調査)
と、していますが コレを調査した所で何が判りますか?
ぶっちゃけ報道で流れているのと同じ傾向を単に準えて授業結果として発表するだけで終わりますよね?
そして お決まりの注意喚起だけして おしまい と。果たしてその注意喚起はホームルームで行われるのと どういう差があるのか・・・私には差を感じません
現代風に言えば「歩きスマホ」、古い言い方なら「ながら操作」は多くの危険を内包しているので場合によっては法律でもって禁止事項にもなっている。
なのにソレを守らない人が多分に見受けられる現状を どうにか意識改革させて打破したい というのが授業結果の目指す方向性なのでは無いですか?
それなら問題の本質は「何をしているのか」なんて案外どうでもいい情報だと気が付きませんか?
”ながら操作”が危険である最大の理由は「注意力の集中が偏っている事」に他なりません
「運転しながら電話をする」この時、本来であれば”運転”に注意力は集中していなければ成らない状況にも関わらず”電話の内容如何によっては脳内で記憶を遡ったり運転に必要な注意力を阻害しうる状況を生み事故を誘発する要因になる ”だから法律で禁止事項にしたんですよ。
でも 人の注意力なんて外的要因で簡単に判断できませんから杓子定規で「電話を操作している事」という状況を判断基準にせざる得なかったワケです
私は「電話の操作」が問題なのでは無く「電話の内容に注意力が向けられる事」が問題だと考えているので本質的には”ハンズ・フリー”も摘発の対象であるべきだと考えています
「歩きスマホ」も結局は”歩く”という単純な動作は行えても”危険を回避する為の注意力”は阻害されているのが本質です
注意力バランスが「歩く(危険回避) > 何か」なら私は別に問題は少ないと思います
逆に「歩く(危険回避) < 何か」という状況に陥る事が問題であって その時にやってた「何か」なんて別に”電話”だろうが”LINE”でも”ナビ”でも対象を絞って虱潰しをやってる様じゃ無駄だと思うんです
本人の注意力を飛躍的に向上させるか 出来なければ 注意力バランスを正しく補正する事が何より重要なテーマでは無いですか?
どうすれば下に向いた視線を正面に向けられるか?
という方向性でアプローチするのが手っ取り早い解決策に繋がると私は考えています
首の後ろから筋電センサーで拾った情報を元に既定秒を超える電位変化を記録したら低周波パルスで強制的に筋肉を収縮させる とかね。首のコリも減るし嫌でもアゴが上がるから正面を向かざるえないですよね かなり強引な手段ではありますが極論として考えれば手段が無いワケじゃ無いという意味で示しました。
要は”考える事”が重要なんです。
授業で教える立場なら尚の事、生徒に与えるのは”答え”では無く”答えを導ける考え方の多様性”を是非、与えて下さい
お礼
遅くなりました。ご丁寧に回答ありがとうございます! 班ごとにテーマを決めて調べていたのですが、いろいろな企業の方たちも注意喚起をしているなか、ながらスマホがあまり改善されないことを考えると解決策がなかなか思いつかず、結局私たちの班では実際に社会に向けた発信ができずにおわってしまいました。 私の学校では、問題提起から社会に向けた発信までを中1のころからずっと教えられてやってきましたが、私は頭がやわらかくなくて、、国際問題や政治や経済のことはよく親と話したりはしますが、考えは持っているものの、いろいろな視点から物を見てどうしたら改善されるのか?という策がうかばないことが多いです。回答者さんがおっしゃっているように、答えを導く多様性がまだ身についてないんですね、きっと。 大学に行ったら色んな人の意見を聞いて、討論して、自分の視野を広げていきたいなと思います。そして就職したらその考え方で社会に役立てていけたらいいですが。 ありがとうございました!