排出規制をすると海外に移転。本物のCO2削減は?
政府がCO2の排出規制をすると、産業界は、「乾いたタオルを絞る」ように見えるが、現実には規制の緩い中国や東南アジアに工場を移転してCO2排出規制を逃れているのではないですか。
このため、国内の温暖化対策をすればするほど、企業は工場を海外に移転し、国内の働き場がなくなって地方は疲弊する。
その裏では、汚水やCO2の排出規制が緩い開発途上国では生活が向上するが、より多くの汚水やCO2を排出するようになっているのではないですか。
世界全体で考えると、先進国でCO2をいくら規制しても、その分中国や東南アジアで排出するのでは、モグラたたきのようで、現在の温暖化対策制度はほとんど意味がないように思います。
それとも、CO2規制の緩い海外で製造して国内で販売する企業には、何らかのCO2規制が適用されるのでしょうか。