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ルツーセの使い方
最近鉛筆画に凝っていて、いろんな人物画を書いていますが、鉛筆の場合しばらくすると色合いがくすんできて、あまり見栄えが良くなくなります。そこで艶を出すために油絵具用のルツーセを吹きかけてみようと思いますが、これは大丈夫でしょうか。 書いているのは普通のケント紙で、そこにルツーセを噴いたらどうなるのか疑問に思ったので質問しました。黒い部分(髪の毛など)に艶が出ればいいと思います。 ご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。
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おそらく、ケント紙にしみこんで油紙になって収集がつかなくなる可能性が大きいと思われます。 そもそも、ルツーセとは、 油絵を何か月も何も描かずにほったらかしにして、以前塗った油絵の具がガチガチに固く乾いてしまうと、後でその上に油絵の具で加筆しようと思っても、例えばうすい溶き油で溶いた絵具を絵の表面ではじいて受け付けなかったり、また、同じ色を塗っているはずなのに、新しく描いたところが「ぬれた」感じになってしまって違う色にみえたりして、新しく描いたところがこれから乾いた後にどういう感じになるのかわからなくなるのでとても描きにくく感じられる時のために、加筆する寸前にキャンバス全体薄くスプレーがけして、全体を「まだ乾いていない」感じに戻してそれから加筆していこう、このような用途で本来はルツーセは用いられるのです。 従って純粋に油絵用に開発された物だし、しかも油絵においてもつやを出す目的では用いられず、あくまで一旦描き終わった油絵の加筆用にのみ用いられます。 残念ながらおすすめはできません。
お礼
詳しいアドバイスをいただき、ありがとうございます。 確かに染み込んでしまいそうな気がします。鉛筆は何日かして乾燥すると褪せた感じになるので、なんとかしようと思ったのですが、ルツーセは無謀な気がしました。 色々教えていただき、ありがとうございました。