”誰でも払わなくてはいけないのなら”
↑
この前提が間違っています。
NHKを受信出来る設備を設置した人だけが
契約義務を負い、払う義務を負います。
そうでないひとに義務はありません。
”税金から一律引いてしまえばいいのに”
↑
理由は二つあります。
1,
税金とするにはそれなりの理由が必要です。
TVを持っていないのに、それでも払う、
という理由が必要です。
道路を造りたい。
でも金がない。
だから税金を取ってそれで道路を造る。
道路を造るために、どうして税金を取れるのか?
道路はどうしても必要だが、市場に任せて
いては道路は出来ない。
だからやむを得ず、国家が税金を徴収して
それで道路を造るのだ。
だから、税金を取ることができる。
こういう理由がないと税金として徴収する
ことは出来ないのです。
2,
それに税金にすると政府が関与できることに
なります。
どのくらいNHKに回そうか、使い道など政府の
自由になってしまいます。
それだと表現の自由が侵害される怖れがあります。
政府の批判が出来なくなります。
だから税金とは別の形式にする必要があるのです。