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たとえば、ドイツ人がスペインを学ぶとすると?
ドイツ人がスペインを旅行したり、学ぶことってどんな印象を抱いたり、どれくらいの意味や価値があるのでしょうか? 同じヨーロッパの文化圏といえばそうで少し違っていて、経済には差があるということで、あまり想像ができません。 憶測で構わないです。
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ドイツはピューリタンの国、スペインはカソリックで一時期イスラムの支配も受けました。また言語もスペイン語はラテン語の派生語で、ドイツ語はゲルマン語から発展した言語で、お互いに影響しあっていますが、意外に離れている部分もあります。 ただ、同じような部分もあります。たとえばスペインはかなり古くからローマの軍事的政治的影響を受けましたし、ドイツは神聖ローマ帝国として19世紀まで「ローマの末裔」を標榜していました。 同じ文化圏に属する部分も多いのです。 これらを考えてみると、一番分かりやすい対比は、日本人が台湾や韓国に行って学ぶことでしょうか。 台湾なら同じ漢字を使いながらまったく読めない、のと同様、ドイツ人もスペインに行って同じアルファベットなのにまったく読めないでしょう。 また逆に日本人が韓国に行けば、同じような風習や文化的な影響(たとえば仏教的遺構とか)を感じることができると同時に、相容れない民族的隔たりも感じるでしょう。特にピューリタニズムの発祥地であるドイツ人がスペイン的カソリックのアバウトさやイスラムと融合したキリスト教のあり方を見て、どのように感じるかは、面白いところでしょう。 旅行して「自分と違う価値観を体験する」という点においては、ドイツ人がスペインを訪問するのは意義があるのではないでしょうか。
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- Willyt
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ドイツ語はゲルマン系の国、スペインはラテン系の国ですが、両方ともローマ帝国の統治下にいたので文化的な基盤で共通なものが多いのです。違和感は青森県の人が鹿児島県を訪れて感じるものよりも多分少ないくらいの筈ですよ。宗教が同じというのも大きな要因です。これもローマ帝国の影響ですがね。
お礼
やはり同じ文化圏って大きいのですね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
きちんと網羅していて、うまく整理していただきありがとうございます。 参考になります。 ご回答ありがとうございます。