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芸人しながら仕事するとしたら何がいいと思いますか?
今私は芸人のプロダクションにも何も入ってません、これから吉本NSCに通って芸人目指すとしたら何がありますか?あればあるだけ聞きたいです
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- gldfish
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専門的な話ではありませんので、あくまで参考までに。 テレビ等の第一線で活躍出来る芸人の共通する条件として、「場を回すことがうまい」というのがあります。これは、「その場その場に応じた、気の利いた言葉が咄嗟に出てくる」とか「人に受ける話をいくつも持っている」といったことです。 こういったことが元から備わっている芸人はむしろ少なく、イベントや番組出演を数々こなしてきたことで鍛えられているパターンはかなり多いように思います。現に、バラエティ出演の数をこなしていると、どんなに面白くない芸人も大抵は「場を回すこと」がうまくなってきますね。気の利いた面白いことも言えるようになってきたりします。 あるいは、テレビ出演がまだまだな芸人でも、イベントや人とのコミュニケーション(仕事やコンパなど)をこなしていると、ある時テレビで「トークが出来るバラエティ向きな人」としてブレイクしたりします。それまでの積み重ねで「場を回せる」とか「それが大衆に受ける話かどうかの研究」といった下地が出来上がっていて、「後はチャンスを待つだけ」という状態だからだと思います。 つまり何が言いたいのかというと、売れない期間というのも、「芸人」として有効的に過ごすことです。後々上に上がるチャンスが来た時にかなりの助けになると思います。 それは、勿論芸風にもよると思いますが、まず「人とのコミュニケーションが鍛えられる仕事」。そして、「人に見られる仕事」。・・・など。 本当にベストなのは、「芸人」そのものの仕事です。どんな小さくてつまらない仕事でも、かなり勉強になると思います。そしてそれを楽しむこと。本人がつまらなくしていては、大衆に笑いを生み出せる訳ないでしょう? そういったことは簡単に人に伝わると思います。 それから、どんなに辛い話も「いつか笑い話として使えるぞ」と考えること。日頃から面白い話をストックし、いつでも出せるように面白くアレンジしておくこと。そして周りの人で試す。受けが良くなかったら練り直し。 数年前に郊外のイオンか何かの家電売り場に、全く無名の芸人コンビが来ていました。「よしもと芸人が来る」等とは書いていましたが、実質はある商品のセールスでした。バナナの叩き売りレベルのものでステージがある訳ではありませんし、客もせいぜい10数人程度です。でも、「完全アウェイの中で、一般客にいかにアピールするか」ということで鍛えられますし、合理的だと非常に感心してしまいました。 そう言えば柳原可奈子も無名時代スーパーの試食コーナーでセールスしてたと言ってましたね。営業成績が凄く良かったとか。「商品のセールス」に必要な能力と「大衆に受ける芸人」に必要な能力、遠からずなのかもしれませんね。 こういった観点の仕事を絶対にお勧めします。下手に割がいいからといって人と接触しないような仕事はしない方がいいと思います。