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チェロ弦のD線
チェロ弦のD線に何を張ればよいか悩んでいます。 現在、上からラーセン、ラーセン、スピロコア、スピロコアで、この組み合わせが最も気に入っているものの一つですが、Dの、とくにハイポジが曇っていて、他に良い物が無いか試行錯誤しています。 もちろん楽器との相性があると思いますし、好みもありますので、参考までに過去の使用弦の使用感を書いておきます。 ●パーマネント、パーマネント、ベルカントゴールド、コレルリ (パーマネントはADともに結構気に入っていました。ベルカントゴールドのGは、ハイポジの鳴りは野太くすさまじかったですが、ある一定の弓圧を超えると突然大音量になるようでコントロールしにくかったです。コレルリは音量があまり出ませんでした) ●ヤーガー、ヤーガー、スピロ、スピロ (ヤーガーの音は大人しすぎて味も無く、当方の楽器には合いませんでした。スピロは音にエッジが効いていて深みもありましたので、値段のことも考えるとGCはこれで決定という気がしています) ●パーマネント、エヴァピラッツィ、ベルカントゴールド、スピロ (エヴァピラッツィのDはパーマネントと傾向が似ている気がしましたが、音の深みという点ではパーマやラーセンに一歩譲ります) ●ラーセン、ヘリコア、スピロ、スピロ (ヘリコアは最悪でした) もしオススメの弦がありましたらぜひ教えてください。 ちなみに、ここに書きました全ての弦は、middleです。ストロング、というかソロエディションは張力が強いとのことで、避けています。もちろん、そんなものはすぐ慣れるよ、ということであればソロエディションでもオススメのものがあれば教えてください。 Dに限らず、他の弦でも、何か情報がございましたらよろしくお願いいたします。
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- nonnoj
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ANo.1で回答させていただいた者です。早速のお礼ありがとうございました。 他の方の回答がないようですので、少し補足してもよろしいでしょうか。 私の2番目の組み合わせを、このように訂正させて下さい。 ●ヤーガーミディアム(A)パーマネントまたはヤーガースペシャル(D)パーマネントソリスト(GC) ヤーガー「スーペリア」は、現在「スペリオール」と表記されることが多いようです。 私も、3年位前に外して取って置いたパーマネント・パーマネントソリストを、また出して来て使っています。当然劣化はありますが、目に見えてではないと感じます。パーマネントは取って置いて正解なのですね! その後、行きつけのショップを見ました所、ラーセンマグナコアのA線・D線が新発売になっていました。 本当に出たばかりなので、私もこれから試してみる所ですが、一応お知らせします。 G線の場合ですが、ラーセンマグナコアはラーセンソリストミディアムに比べ、第4~5ポジション辺りの曇りが取れ、抜けが非常に良かったです。音色も滑らかでした。 張力はG線の場合、マグナコアの方がソリストよりやや柔らかいかという印象です。 そんな訳で、マグナコアのD線にも期待を持っています。ミディアムとストロングがあるようです。 経験上、ラーセンが合う楽器はヤーガーが合わず、その逆も言えるので、気に入ったA線を軸にして、ラーセン・ヤーガーそれぞれのバリエーションの中でD線を探っています。 一昔前より同一銘柄の中でのバリエーションが増えたので、それがやりやすくなりました。 ですが、D線の張力・音色がA線の鳴りにも影響を与えて相互連動するので、なかなか思いどおりにはいきません。その楽器に合った弦の組み合わせを発見する迄、本当に何年もかかってしまいます。 ベルカントゴールド・コレルリは私は使ったことがないので、とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
- nonnoj
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同じ悩みで試行錯誤している者です。 私はD線にラーセンソリストのソフトを使っています。 ラーセンソリストのソフトは、張力は普通のラーセンのミディアムとほぼ同じですが、音の抜けは少し違います。私のメモには「ラーセン系D線の中で一番良い」と書いてありました。 この場合A線は、普通のラーセンでもソリストでもソリストソフトでも、音色的には違和感がなかったです。楽器により、A線が強く出るものとそうでないものがあるので、音量のバランスで組み合わせを決めています。 私も、エヴァピラッツィD線は音色が表面的と感じます。 フレクソコアやパッシオーネのD線は、きれいな音色で鳴りも良いと思いますが、ラーセン・ヤーガー・スピロコアと一緒に使うには、張力がやや弱く音量も小さいと感じます。 結局ピラストロの金属弦の中では、パーマネントが一番音色・抜けの良さ・張力のバランスが良いと思って使っています。どちらかというと、ラーセン系よりもヤーガー系のA線との相性が良い気がします。 パーマネントソリストのD線は、パーマネントの清楚な音色感を残したままでパーマネントより抜けも良く音量もあり気に入っていましたが、いかんせん張力が明らかに強すぎて、今は使わなくなりました。 ヘリコアはすごく楽器を選ぶ傾向があり、私の楽器の一つでは音がささくれ立ちました。 クラウンは音色が良く、A線は好きですが、D線はミディアム・フォルテともこもる傾向にありました。 その他、ヤーガースーペリアD線は音がはっきりしていてソリスティックと感じました。 ヤーガーフォルテD線より張力は弱いのに、フォルテのような曇った所がなく、鳴りが改善されています。 音色でいえばスーペリアD線よりスペシャルD線の方が音が太くて好きなのですが、楽器によってはこもってしまい、スペシャルの真価を発揮できない場合があるようです。 また、ヤーガースーペリア・スペシャルD線を、ラーセン系A線と組み合わせたことはないです。 参考までに私の組み合わせも書かせて下さい。 ●ラーセンソリストソフト(AD)ラーセンマグナコア(GC) ●ヤーガーミディアム(A)パーマネント(D)パーマネントソリスト(GC) 使用弦の使用感、たいへん参考になりました。ありがとうございました。
お礼
とても詳細な回答をありがとうございます。 私はミディアム以外のラーセン・パーマ・ヤーガーや、フレクソコア、パッシオーネ、クラウンは使ったことが無いので、とても勉強になりました。 ヘリコアやエヴァについては、全く同感です。別の楽器であるのに感想が一致するということは、これらの弦の特徴なのかもしれません。 質問を建てた後、ひょっとすると劣化のせいで、D線の曇りが気になり出したのかな、と考え、試みに3年前に1年程使っていたAパーマと、4年前に1年程使っていたDパーマを張ったところ、なんと張って数ヶ月の現在のラーセンより、はるかに鳴りが良かったです。あちこちで散見される、ラーセンは劣化が早いという評価はどうやら本当のようです。 結局数日前にA,Dともパーマを買ってしまいましたが、ご提示いただいたラーセンソリストと、ヤーガースーペリアが気になったので、次はそれらを張ってみたいと思います。ありがとうございました。
お礼
ラーセンマグナコアは前から気になっていましたが、ADが出るんですね! DやGの4、5ポジあたりの曇りは、かなり長い間悩み続けている問題です。たぶん、ほとんどのチェリストが気になっている部分ではあると思います。唯一、ベルカントゴールドだけは、ハイポジも爆音でしたが。 ラーセンが合う楽器はヤーガーが合わず、その逆も言える、というのは全く同感です。もちろん、あらゆる楽器で試したわけではないのですが、うちの楽器ではそれが顕著でした。ヤーガーは人気もあり、いい弦なんでしょうけど、当方は二度と買うことはないと思います。 DとAの相互連動にも気をつけなければいけないんですね。 考えてみれば、当方があまり気に入らなかったヘリコアやエヴァは、別のメーカーと組み合わせていたので、ひょっとすると同一メーカーで統一したりすると良かったのかもしれません。 先日パーマを購入し、現在はパーマ、パーマ、スピロ、スピロです。これまでで最高の組み合わせで、今後ももうこれに絞ってしまいたいところですが、ラーセンマグナコアが気になりはじめてしまいました(笑) 情報ありがとうございました。