あなたのやっていることは糖質制限ダイエットではなく、ただのカロリー制限ダイエットです。
まず朝のジュース。これだけで多分糖分を20gは摂取するはず。
スープにジャガイモやにんじん、コーンやたまねぎでも入っているのなら、朝だけで糖分摂取量は50g超えちゃうでしょうね。これでもうケトジェニックは無理です。ケトジェニックにしたいなら一日の糖質制限量を50gにすべきですから。朝ご飯だけでケトン臭を気にする必要はもうないです。
昼もチョコを喰うのですよね。チョコには100g中なんと33gもの糖質が含まれています。生クリームにも砂糖がたっぷり入っています。
夜、仮に炭水化物をゼロにできたとしても、糖質制限ダイエットの優しい方であるバーンスタインダイエット(一日の糖質制限量130g)の達成も怪しいです。
炭水化物をとらなくても、糖新生というメカニズムが人間の身体には備わっていますから、倒れることもないし、脳が糖質を求めて暴走することもありません。身体に必要な糖は脂肪やタンパク質から生成することができるのです。
その代わり、糖新生がちゃんと行えるようにタンパク質や脂質はしっかり摂ってください。そうでないと、最初に書いた通り、ただのカロリー制限ダイエットにしかならず、暴飲・暴食に走ったり、低血糖症にもなって倒れることもあります。カロリー制限ダイエットでは糖新生がうまくいかないこともあるからです。
炭水化物ダイエットが痩せるかどうかは自分で体験して結論を出すといいでしょう。
炭水化物を制限するというのは、どの食材に何gの炭水化物が含まれているか調べないといけませんから、思ったより面倒くさいです。単にご飯やパン、パスタを食べなければいいという問題ではないです。ケチャップ、ソースのような調味料もNGだし、フルーツもバクバク喰っては行けません。
でもそうすることで、世の中には効果を出している人がいます。
ちなみに、ここのカテの回答者は基本、アンチ糖質制限の人が多いです。ダイエット=空腹を我慢し歯を食いしばって運動する、という図式から抜けだせない人たちなんです。カロリー制限もせず、肉・魚食べ放題、酒もOK、そんなんで痩せられてしまっては、今までの自分の努力は何だったんだ?となります。自分を失いたくないだけなんです。
そんなどうでもいい他人の意見よりも自分で確かめてみること。それが重要です。きっちりやれば、すぐに効果が出ます。