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庭木から盆栽への転用方法について
- 庭木として接木されたモミジを盆栽に転用したい場合、根の立ち上がりや木の高さのバランスを考慮するために取り木を行うことがあります。しかし、接木した部分よりも上を取り木すると台木の特性や長所は失われてしまう可能性があります。
- 盆栽を趣味としている方が庭木用に接木されたモミジを盆栽に転用したい場合、取り木をすることで木のバランスを調整することができます。ただし、接木した部分よりも上を切り離すと台木の特性や長所は失われる可能性があります。
- 盆栽の趣味を持つ方が庭木から盆栽への転用を考える際、接木した木の部分よりも上を取り木することで木の高さのバランスを調整することがあります。しかし、取り木すると台木の特性や長所が失われる場合があるため注意が必要です。
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接ぎ木は木を強くするためのものではありません。 根の強い木や繁殖させやすい木の力を借りて接いだ木(穂木)を育てるものです。 詳しくは下記を参照してください 接ぎ木について www.yoshioka-noujou.com/html/tugiki.html >一旦は融合してひとつの木のカタチになったにせよ 見かけはひとつの木ですが、接いだところから上は上の木で、下は下の木のままです。 >台木の特性、長所は失われてしまうのでしょうか? 台木の特性が上の木に伝わっているわけではありません。 お考えになられておられる点については、過去にいろいろ研究されていますが、今のところもみじでの成功例はありません。 詳しくは下記のサイトをご参照ください 接ぎ木 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/接ぎ木 上記サイトの、接ぎ木雑種、という項目に以下のような説明があります。 〇接ぎ木によって、新しい品種をつくろうとする農業生産者の取り組みは独自にすすめられた。最近では、佐賀県武雄市の生産者が温州ミカンの木にレモンの苗木を接ぎ木することで、味が甘く形が丸いレモンをつくることに成功している。現代の正確なDNA分析によって確認されている。接木雑種としてトウガラシとピーマンの接ぎ木で生まれた「ピートン」がある[。 「サイエンス」の2009年5月1日号には、ドイツのマックス・プランク研究所の研究者が接ぎ木で細胞間の遺伝物質の交換が生じることを示唆する論文が発表された。 もみじの取り木は比較的簡単ですので、取り木をされたものを育てられるとよろしいかとおもいます。 台木は普通はヤマモミジが使われています。 ヤマモミジは実生でも簡単に育つことから台木として採用されています。 お育てになりたいもみじが木の性質として特に弱いとは思えませんので、あまり気にされる必要はないかと思います。 (もみじの類で特に弱いというものは寡聞にして知りません。)
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- yappe
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根は台木の細胞 上は接ぎ穂の細胞ナわけです 細胞融合とかでゲノムも融合しているわけでもないので 接ぎ穂を取り木や挿し木したら接ぎ穂の細胞から根が形成されますから台木は関係なくなります 接ぎ木される理由はいろいろです 根が弱い 挿し木だと発根しにくいなどのためにおこなわれている場合は 取り木でもいいねばりは得にくいのでは?
お礼
ご回答、ありがとうございます。 参考になりました!
お礼
ありがとうございます。丁寧なご回答、心より感謝しております。
補足
非常に丁寧なご回答、ありがとうございます。 頂いた内容から、2つのことを思いました。 ひとつは、ドイツのマックス・ブランク研究所の論文によると、従来からの通説とは異なる、接木により、キメラ的な2つの植物を合成した新しいものが出来ている、あるいは、種類によっては出来ていると、言えるのではないか・・・? もうひとつは、先日購入したモミジ苗(苗といっても、50cmくらいの高さ)、種類は、青龍と血汐、は、昔からある亜種なのに、なぜ接木をされているのか不思議でしたが、もしかすると、大きなひとつの木から枝を切り、早急に販売するために、実生や、挿し木という時間がかかったり、成功率の低い手段よりも、接木という成功率の高い方法を選んだのではないかということです。そうだとすると、ichikawaseiji さまが、おっしゃるように、取り木をしても特に不都合は無いと思えます。 以上、お礼方々、私の感想でした。 ありがとうございます。丁寧なご回答、心より感謝しております。