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デッサンモチーフ気持ちの入れ方

前々から美術予備校に行きたくないと嘆いていたものです。 たくさん回答をいただいて少し頑張ってみようかなと思ったのですが、モチーフにあまり気持ちが入りません・・・ 特にただの黒布や箱、ボールなどに魅力を感じません なんとか頑張ろうと思うのですが、良い気持ちの入れ方みたいなものってありますか? 何度も本当にスイマセン<(_ _)>

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  • moritaroh
  • ベストアンサー率56% (658/1172)
回答No.1

ただの黒布や箱、ボールなど、という先入観のままだと、なかなか気持ちが入らないでしょう。 かといって、黒布を髪の毛に、箱を大理石の固まりに、ボールを果物に、と想像して変更することはできないから、入試用のデッサンはつまらないのです。 でも、入試のデッサンでも、黒布や箱、ボールなどをモチーフにしていても面白いものはありますよ。 例えば、黒布が綿ではなくサテンのようなツヤのあるものだった場合、綿よりもやや薄くて軽い、布の重量や光沢感まで観察して描いている、とか。 また箱が紙の箱だった場合、木材や石とは違う、微妙な角の丸みまで正確に捉えている、とか。 ボールもそうです。鉄球なのかゴムボールなのか。鉄ならその重量、ゴムボールなら、中身が空気という軽やかさ、そして表面の光沢…などなど。 観察すれば、とにかくたくさんの情報が見えてきます。誰よりも多くの、そして独特な情報を観察できているデッサンは、ただの受験用のモチーフを、唯一無二の価値あるものに変えたかのような迫力があります。 予備校や専攻科によって、指導方針はいろいろあると思いますが、もし僕が講師であるなら、気持ちの乗らないモチーフを無理に描くことは強制しません。 描くかわりに、画用紙でもクロッキー帖でもいいので、各モチーフの特徴を箇条書きに、またモチーフが置かれている情報なども同様に箇条書きに、観察メモなどをとるようにさせてみます。 やはり、デッサンがよく描ける受験生は、それだけ観察眼も鋭く、誰も気にも留めなかったような些細なことも、しっかりと見ていたりするものです。ですから、気分が乗らなければ徹底して観察させる。その観察メモが素晴らしいものとなっていれば、とりあえず、描かなくてもその日は良し、という感じに捉えますね。 受験のデッサンは、つまらないモチーフが当たり前です。技量がある人にとっては、とてもつまらない、描こうと思えば簡単に描けてしまうようなものばかりです。しかし、描く技量・技術と同時に、観察眼の鋭さを入試では見られてもいます。 それは、どんなつまらないもの(例えば仕事)であっても、徹底した観察からモチベーションを引き出し、明確な目的意識を自分自身でつくることができるのか、という、アートやデザインの現場で仕事をする人にとっての当たり前の適正を見られていることでもあります。 モチーフとは、動機、って意味ですから。 モチーフそのものが動機にならない場合があっても、そのモチーフの中に、質問者さん自身の動機付けとなる部分を引き出す必要があります。そのヒントは、僕は観察であると思っています。 つまり、モチーフとは、絵を描く動機を引き出すとっかかりのようなもので、モチーフそのものを選り好みしている状態では、技術・技量に優れ美大などに合格できても、入学後に課題を選り好みし、また卒業後は仕事を選り好みし…と、クリエイティブな人材にはなれません。 場所、時間、きっかけなど、さまざまな条件が重なれば、ごく普通の、何の素養もない人でもクリエイティブな発想をすることはできますが、クリエイティブな人材は、そうした場所、時間、きっかけなどを問わず、あらゆる環境をクリエイティブに捉えることができる人材を指しますから、ただの黒布や箱、ボールなどに動機を見つけられることは、将来への第一歩だと考えてください。 もう一度、何を目的に美術予備校に行っているのか、考えてみてください。 その答えが分からないのであれば、そもそも、美術予備校に行く意味もないですし、美大進学などは向いていないです。 失礼ながら、美大は誰もが合格できる場所ではないですから、こうやって、受験以前の段階でもふるいに掛けられているのですよ。

mod890ertyh
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほどたくさん観察してその情報から楽しみを見出すのですか。つまらいモチーフと他の方も思っていると知って少し安心しました。 そうですよね将来の事を考えてもここで決められたモチーフに向き合ったほうがいいですよね。 頑張ってたくさん観察してみます。 予備校の件はたくさん考えて、将来の夢もあるので美大に行きたいと思っています。 長文本当に感謝です。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.3

気持ちを入れるという意味がよく分かりませんが、同じ黒でもいろんな黒があって面白いなと感じますね。 どこまでいろんな黒を見分け、表現できるかぐらいで、気持ちなんて関係ないです。 目で見たものをどれだけ黒だけで紙の上に再現できるか・・・です。 デッサンしているときはほぼ無心でしたよ。 なんか難しく考えすぎていると思いますよ。 デッサンだと気負いすぎているのかもしれませんね。 肩の力を抜いて、写し絵遊びの延長だと考えてみては? それに写し絵とかもそうだけど、いきなり人物など難しい複雑な形のものは大変です。 簡単な形のものから肩慣らししていくものだと思っています。 描きたいものを描くための基礎練習として頑張ってみては?

mod890ertyh
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 どうしても難しく考えてしまって。。。もう少し楽に考えるようにします。 何事も基礎は大切ですよね。 描きたいものを描くための基礎練習ですか・・! こう考えれば少し頑張って描けそうです。

  • youcanchan
  • ベストアンサー率32% (330/1029)
回答No.2

気持ち入れないと描けない。それが違うと思います。 誰も箱やボールが面白いなんて思って描いてるわけじゃありません。 前の方がとても大事な話をしてくれています。 好き嫌い言わずに喰いついていく覚悟がないと無理ですよ。 面白くないデッサン、それこそが自分への挑戦です。 どこまで力量を伸ばせるか、気持ちを入れるとしたら自分にじゃないでしょうか。 とにかくまずは穴があくほどモチーフを見るところから始まります。

mod890ertyh
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 自分だけがつまらなくてみんな楽しんで描いていると思ってました。 本当にその通りです。好き嫌いしていたら話になりませんよね。 やっぱり観察。皆さんおっしゃられるということはやっぱりとても大切な事なんですね。

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